ブナの中庭で

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六甲山の眺望を守るには

2008年09月20日 | いろいろ
神戸市の海側から見た六甲山。素晴らしい稜線のラインを描いています。
この眺望を守るため、市は市街地で新築される高層建物が稜線を遮らないよう、建築主に求める行政指導を始める方針を、先日発表しました。条例に基づく基準を策定し、来年6月には開始されるそうです。

9月16日に行われた定例記者会見で矢田立郎市長が明らかにしました。
「市都市景観審議会」に「神戸らしい眺望景観を守る施策」を諮問し、1年半かけて議論。神戸らしい景観に「海」と「六甲山」を挙げる意見が多く、高層建築が増える中、海からの六甲山の景観を守ることにしたとのこと。



東西約6キロの六甲山の稜線の景観を保護するため、東西方向に「基準線」を設定。それより高い建物の建築計画が市に届けられた際、基準線より低くするよう建築主に指導します。対象になるのは約8平方キロメートル部分に新築されるビルのみで罰則は設けません。

2006年11月、神戸市が主催する「六甲全山縦走」の大会に参加したことがあります。六甲連山を、西の須磨から東の宝塚まで約12時間かかって歩きとおしました。常に眼下には神戸の町並みが見えました。
六甲山は神戸のシンボル、その稜線が守られる、何て素敵な取り組みなんでしょう!

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