ブナの中庭で

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三宅島クライミング(1)

2014年03月27日 | クライミング
3月21日(金)夜10時20分、三宅島経由八丈島行きの「さるびあ丸」は東京を出発しました。
この時のチケットには、

「条件付き運航:目的地に到着できない場合もございます」の文字が。

東京湾を出たころから、船は猛烈に揺れ始めました。
船に弱い私は、酔い止め薬をガッツリ飲んで耐えるしかない‥

そして翌日4時ごろに船内放送。
「三宅島には海が荒れていて着岸できないため、船は八丈島へ向かいます」


ああぁ‥


八丈富士(854m)です。
八丈島は初めてですが、こんな形で来ることになるとは思ってもみませんでした。
(でも上陸はできなかったけど。)

そしてUターンして東京へ戻ります。
しかし次第に波は次第に収まり、帰り道になんと三宅島へ無事到着。
やれやれ‥、出港から16時間もかかったのでした。


迎えの車で民宿薄木荘へ。荷物を置いて直ぐに岩場へGO!

1983年10月、雄山の大噴火で流出した溶岩流が黒々としています。


浜辺を歩くと、前方に溶岩でできた崖が見えてきました。ここが「PO壁エリア」。

まずは「カラスバトマントル:5.10a」をリードするN師匠。

三宅島のルートは全てナチュラルプロテクション。終了点にはしっかりしたボルトが打たれています。


「Miyake Introduction:5.9」も登りました。
どちらのルートもトップロープですが、なかなか厳しかったです。

夕方、次第に潮が満ちてきて、ビレイも大変、ワイルド~


この日は2本のみ。順調にフェリーが着いていれば‥、と恨めしいですが、着けただけラッキーだったかな。

夕方には上がり、三宅島温泉でお風呂を楽しんで、宴会へと突入したのでした。
(続く)

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