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アマゾン熱帯林の破壊が進む‥‥

2008年10月07日 | 環境問題
世界最大の熱帯雨林があるブラジル・アマゾン地方で、森林消失のペースが違法伐採などにより急激に加速し、今年8月までの1年間で、前年比69%増の計約8147平方キロ消失したと発表がありました。(発表:ブラジル国立宇宙研究所INPE)
これは東京都の約3.8倍に相当する面積で、世界的な食料価格高騰の中、大豆の栽培や家畜の飼育のため、伐採が進んだということです。

冒頭の写真は宇宙航空研究開発機構JAXA 「宇宙が見える」(衛星画像&データのページ)のうちのアマゾン熱帯林破壊の跡(2003年8月29日掲載)のもの。画像は、ブラジルのパラ州を東西に走るアマゾン横断道路(トランスアマゾニカ)と、その周りに魚の骨のように広がる熱帯雨林の伐採跡「フィッシュボーン」を捉えたもの、と説明があります。

アマゾンの熱帯林は全世界の熱帯林の3割を占め、二酸化炭素を吸収し酸素を作りだす「地球の肺」の役割を果たしてきました。しかし過去20年間、毎年四国とほぼ同じ面積(1万7千km 2)が消失し続けています。

不法伐採は許されるものではありませんが、そもそも不法伐採を引き起こしている元凶を考えれば、私たちの過度な肉食や車のバイオ燃料‥‥。ホント自分自身に原因があるのですね‥‥。

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