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悩ましい、エコドライブ

2010年07月23日 | 交通・交通システム
アイドリングストップは燃費向上に効果があるのは確かです。
エコドライブ普及連絡会(警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省から成る)では、「10分間のアイドリング(ニュートラルレンジ、エアコン切の場合)で、130cc程度の燃料を浪費」するとしています。

一方、頻繁なエンジンのオン・オフが、部品の劣化を加速させることも事実。
また、ライトやエアコン、エアバッグなどの電源もオフになるので、安全性や快適性が損なわれることもあります。

普及連絡会では、待ち合わせなど一定時間以上の停止が明らかな場合のアイドリングストップを推奨しています。

「ふんわりアクセル」とは、最初の5秒で時速20kmに達することを目安に、緩やかに加速発進するというもの。11%程度の燃費向上が期待できるのだそうです(普及連絡会による)。

しかし信号待ちで後続車両が連なっているときに、ふんわりアクセルで発進すれば、青信号で通過できる台数が減ってしまいますね。
すると自分の車の燃費は向上しても、後続車両や社会全体のからのCO2排出量は増てしまいます。
ふんわりアクセルは、周囲の状況を見極めた上で実践することが大切ですね。

そこで、今すぐできる確実なエコドライブ術としてお勧めしたいのが、次の3点。

(1)タイヤの空気圧
 タイヤの空気圧は、「適正値より50キロパスカル(1cm2当たり0.5kg)不足した場合、市街地で2%程度、郊外で4%程度、それぞれ燃費が悪化する」という。タイヤの空気は、自然と1カ月で5%くらい抜けてしまうため、VWでは月1回の空気圧点検と、指定空気圧よりも10~15%高めに入れておくことを推奨しています。

(2)不要な荷物は降ろす
100kgの不要な荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化しますよ。

(3)事前にドライブルートを確認する
1時間のドライブで道に迷って10分余計に走行すると、14%程度の燃費悪化に相当します。

2 コメント

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エコカー減税て本当にエコに寄与した? (Nekton)
2010-07-25 19:34:37
エコドライブ、何が良いのか難しいですね。
出来る限り、皆が止まらないで目的地に行くことが出るようにすることがいいということですね。(すみません遊び道具はいつも乗ってます。
空気圧については自転車でも体感できますね。
今、自動車業界は買い替えでエコになる(燃費向上)を唄い営業していきましたが、本当のエコは「使える限り今の車を使用する」との信念で、先週15年目の車検をしました。
自動車の生産に係るエネルギーを無視して、燃費向上のみを宣伝するのはいかがなものでしょうか。
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大切に乗ったのですね (Repu)
2010-07-27 21:15:11
15年目を迎えるとは、おめでとうございます。素晴らしいナァ~。メンテされながら大切に乗った証ですね。
モノを愛する心は、環境を大切に思う心。私も今の車を愛して大切に乗ろうっと!
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