発酵といえば小泉先生。圧巻の講演。
***
発酵ブームの火付け役とも言える小泉武夫先生(東京農業大学名誉教授)の講演を拝聴する機会に恵まれました。
日本各地の有名な発酵食品から始まり、知られざる食品まで。
紹介が続き、秘話も飛び出しました。
「日本三大なれずし」。
「滋賀のふなずし」は私も食べたことがありますが、「秋田のハタハタすし」や「新宮のサバすし」は食べたことがありません。
また石川県では、猛毒のフグの卵巣を発酵させて無毒化しています。
フグ毒が無毒化されるメカニズムは未だ解読されておらず、石川県のみで製造・販売が許可されているそうな。
これは発酵食品界では『禁断のグルメ』と呼ばれているそうです。
そして講演後半、「小泉・発酵ワールド」は世界へ。
大量の蚊を喰った海燕を300匹飲み込んだアザラシ。
イヌイット(エスキモー)は、土に3年間埋めて発酵させます。
掘り返すと、とんでもない強烈な臭い。
彼らはそれを美味しそうに食べるのですが、一緒にむしゃぶりついたのが、植村直己。
小泉先生はこのエピソードを楽しそうに紹介されました。
日本の豊かな食文化を根底から支えているのが発酵食品であることが、良く分かりました。
小泉先生は150冊以上の著書があるそうなので、(うち何冊かは既に読んでいますが)さらに読んでみたいと思った次第です。
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発酵ブームの火付け役とも言える小泉武夫先生(東京農業大学名誉教授)の講演を拝聴する機会に恵まれました。
日本各地の有名な発酵食品から始まり、知られざる食品まで。
紹介が続き、秘話も飛び出しました。
「日本三大なれずし」。
「滋賀のふなずし」は私も食べたことがありますが、「秋田のハタハタすし」や「新宮のサバすし」は食べたことがありません。
また石川県では、猛毒のフグの卵巣を発酵させて無毒化しています。
フグ毒が無毒化されるメカニズムは未だ解読されておらず、石川県のみで製造・販売が許可されているそうな。
これは発酵食品界では『禁断のグルメ』と呼ばれているそうです。
そして講演後半、「小泉・発酵ワールド」は世界へ。
大量の蚊を喰った海燕を300匹飲み込んだアザラシ。
イヌイット(エスキモー)は、土に3年間埋めて発酵させます。
掘り返すと、とんでもない強烈な臭い。
彼らはそれを美味しそうに食べるのですが、一緒にむしゃぶりついたのが、植村直己。
小泉先生はこのエピソードを楽しそうに紹介されました。
日本の豊かな食文化を根底から支えているのが発酵食品であることが、良く分かりました。
小泉先生は150冊以上の著書があるそうなので、(うち何冊かは既に読んでいますが)さらに読んでみたいと思った次第です。
カスピ海ヨーグルト、さすがですね。
小泉先生の著書は多いので、どれでも手にとってみてください。発酵のミラクルワールドが広がりますよ!
その過程もそうですが、なぜ美味しくなるのか、栄養価が高まるのかとか。
金沢単身赴任時代はカスピ海ヨーグルトを種菌を残しながら2年間続けたり、自分で塩麹を作って魚や肉を漬けてみたり、仙台在住時は家庭菜園用の落ち葉たい肥(落ち葉と米ぬかを混ぜて発酵させる)作って喜んでました(笑)
小泉先生という方のお話も機会あれば聞いてみたいですね。