ブナの中庭で

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頸城駒ヶ岳・鰐口ルート

2017年10月01日 | 山登り
断崖絶壁の途中、どうしてこんなところに祠が!?

***
本日は所属する「日本勤労者山岳連盟・北信越ブロック」の交流登山です。
集合場所は新潟県糸魚川市、海谷渓谷の山狭パーク。

北信越から集まった岳人たちのテント。
昨日の交流会は盛り上がりましたか?!(^^)!


本日の交流登山は3コースでの実施。
私は「鰐口ルート」へ参加しました。
頸城駒ヶ岳の山頂直下、絶壁の途中に作られた祠へ登るとのこと。
でも断崖にあるのですが、はたして登れるのですか?

参加者7名を案内するのは、糸魚川山岳会のHさん。よろしくお願いします。


林道から登山道への分岐点の看板。




しばらく歩き休憩ポイントからは、鰐口が望まれました。
えっ?あんな壁に登る?不可能でしょう~?

*写真は帰りに撮影;鰐口は岩壁上部、横に延びる穴。(写真では小さく黒く映っています。)

杉林を通りぬけ尾根で高度を上げたのち、いよいよ壁に取りつきます。

「命の保障ありません」とありますが‥。
確かにその後のルートはキビシイクライミング。

案内役のHさん、ガシガシと登り饒舌ガイドです。
さすが~!尊敬をこめて周りから「山姥」と呼ばれるだけの方です。

眼下には日本海と根知谷。青海駒ヶ岳や明星山もクッキリ。

最後はフィックスロープに頼り身体を引き上げます。


チョット際どいトラバースも乗り越えてゴールへ。


終着ポイントになんとか到着しました。
ひぇ~!


左手は断崖絶壁ですぞ‥。(落ちたら終わり)


天井が低く、足元は崩れやすく脆いので、這って行かないと鰐口を抜けることは不可能。
すさまじい断崖絶壁の途中に位置しています。

祠には木仏のご神体が埋められているそうです。
誰がいつ作ったのでしょうか…。

緊張したゴールポイントから戻り、昼食タイム。
その後は登ってきたAコースとは異なるBコースを使っての下山。
しかしこちらも急傾斜であることは替わりません‥。
木にぶら下がりながら、ターザン気分での下山でした。

AコースとBコースの合流点からは往路を戻って登山口へと向かいました。
参加の皆さんは『超元気印』。みんなで励ましあいながら断崖を登りゴールできてよかったです。
ありがとうございました。

Hさんのガイド、とっても良かったです。
なかなか簡単にはいけない鰐口に行けて大満足でした。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (機関車)
2017-10-02 23:53:36
鰐口登山ではお世話になりました。
先日初めてコメントしたばかりなのに、もうお会いできたなんて本当にびっくりです。
それにしても案内人のH川さんには驚きました。
出発時、あの長靴に騙されました。
あの格好を見て楽勝かと思いましたが大きな間違いでしたね。
鰐口、確かにすごい所でしたがそれ以上に凄いものを見た気がします(笑)

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機関車さんへ (Repu)
2017-10-03 22:27:38
こちらこそ鰐口ではご一緒できて嬉しかったです。ありがとうございました。
ホント、Hさん、凄かったですね。長靴でヒョイヒョイ岩壁を登って行く‥、まさに頸城の山姥!
富山労山さんのHP、今後も楽しみにしています。
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