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富士山のマグマのタイプは?(続)

2012年07月10日 | 地質・地形・地球科学
このサイトが一番わかりやすくて納得がいく情報を載せていました。

「富士山の地下構造とマグマ」。著者は東京大学地震研究所の藤井敏嗣氏です。

この論文によると、富士山は4重に重なった火山であり、



下部の2火山(先小御岳、小御岳)は玄武岩、安山岩、デイサイトからなりますが、その上に乗る新しい2火山(古富士、新富士)は玄武岩質マグマのみ、と記載されています。

富士宮、御殿場、須走、富士吉田の4本の登山道いずれから登っても、火山礫や溶岩はいずれも玄武岩質マグマからなり、特徴は色が黒いこと。
伊豆大島、三宅島、そしてハワイなどと同じ種類のマグマです。

一方、日本の大多数の火山は安山岩質やデイサイトのマグマからなります。全然種類が異なり、火山の形態や噴火様式が異なります。

山を歩く時は足元の岩石をみながら登ると、実にいろいろなことが学べますね~!

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
愛鷹山 (Nekton)
2012-07-12 07:17:24
私,2年間愛鷹山(あしたかやま)の中腹に有る教養部の校舎に通っていました.
確かに,富士山の登山道の色の風景は他の山と雰囲気が違いますよね.
これから,気仙沼市に行って来ます.
そのまま週末は小松帰省予定です.
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残念‥‥ (Repu)
2012-07-12 21:56:26
気仙沼での活躍、お疲れ様です。
しかし残念、せっかく小松なのに、私は明日から17日間の出張に出掛けます。タイミング悪かったね~
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出張 (morimiki)
2012-07-13 07:36:59
えーっ、17日もいなくなっちゃうの!
写真、いっぱい撮ってきて下さいね。
でももういないのか。
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morimikiさんへ (Repu)
2012-07-17 20:04:16
ようやくネット環境がよくなりました。いろいろ写真をアップするので、またみてくださいね~!
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