蛇紋岩のルーツは地表より100km以上深いところにある上部マントル。
ここを構成する橄欖岩(かんらんがん)が隆起して地表近くまでやってきて、水や大気などにより風化されてできます。
蛇紋岩、という名前のとおり、蛇の模様そっくりの岩石ですねぇ。
マグネシウムを多く含んでいるため、蛇紋岩地域には森林が形成されにくく、特徴的な植生(特にお花)がみられます。
でも表面が風化されやすく濡れるとヌルヌルになるので、登山者にとっては滑りやすくやっかいな岩石ですが。
日本では至仏山、早池峰山、夕張岳、アポイ岳、海外ではマッターホルンなどが有名。
7月1日、仕事で訪れた石川県立音楽堂(金沢駅のすぐ前にあります)。
正面柱には蛇紋岩が貼られていて、なかなか印象的ですよ~。
ここを構成する橄欖岩(かんらんがん)が隆起して地表近くまでやってきて、水や大気などにより風化されてできます。
蛇紋岩、という名前のとおり、蛇の模様そっくりの岩石ですねぇ。
マグネシウムを多く含んでいるため、蛇紋岩地域には森林が形成されにくく、特徴的な植生(特にお花)がみられます。
でも表面が風化されやすく濡れるとヌルヌルになるので、登山者にとっては滑りやすくやっかいな岩石ですが。
日本では至仏山、早池峰山、夕張岳、アポイ岳、海外ではマッターホルンなどが有名。
7月1日、仕事で訪れた石川県立音楽堂(金沢駅のすぐ前にあります)。
正面柱には蛇紋岩が貼られていて、なかなか印象的ですよ~。
トンネルを掘るときに、難しいのが、破砕帯と蛇紋岩の地層だそうです。
私は、海洋土木なので詳しくはコメントできませんが、破砕帯は「黒部の太陽」とかで出てくる地下水が出て坑道が崩れてくる地層だと思います。蛇紋岩の地層は、地中深くに地層なので、大気圧になると膨張する地層だと聞いています。
だから、切羽(トンネルの掘削断面)で変形が発生するので掘ることが難しいようですよ。
トンネルを掘るときに難しい地質、もうひとつ聞いたことがあります。それは第四紀形成の新しい地層で、極めて柔らかいもの。
金沢の山側環状線、卯辰山トンネルの工事現場を訪れたときに聞きました。卯辰山トンネル掘削の最前線に入ったのですが、手で掘れる柔らかさ、砂層で貝の化石がいっぱい入っていました。まるで公園の砂場で山をつくってトンネルを掘っているような感覚。
下手をすると山全体が崩落するそうです。現地では幅10cm程の、トンネル断面の形に作られた鉄の型枠を入れ、掘り進み、型枠を入れ‥‥、という具合に工事を進めていました。
Repuさんなら、とうにご存知のことか。こっちが勉強になっただけ。ありがとうございます。
「白山を撮る、木村芳文さん」の記事に、Pearswordさんあてのコメントが、Nektonさんから届いていますよ~♪
ぜひご覧下さいね。
それからいつもコメントをありがとう!