「日本は資源に恵まれない国」と学校で教わりましたが、いえいえ、そんなことはありません。
『陸上』では確かに恵まれませんが、領海と排他的経済水域を合わせた面積は477万平方kmで世界第6位。ここには膨大な資源が眠っています。
●メタンハイドレード
メタン(天然ガスの主成分)に水分子がくっつき固体になっているもの。加温または減圧により容易にメタンと水に分解し、燃料として使用可能です。
ただ問題は固体であるため自噴しないこと。そこでポンプで減圧し地下で分解し、採り出す技術が開発されました。
今年2012年には、愛知県渥美半島沖の水深1000m地点で、いよいよ採掘試験が始まります。世界初の試みです!
●海底熱水鉱床
海底からマグマ性熱水が噴出し、含まれる金属が沈殿してできる鉱床。
成分は銅、鉛、亜鉛、金、銀など金属のほか、ガリウム、セレン、テルル等のレアメタルも。
日本近海にはこのような鉱床が20か所あり、推定資源量は約5千万トンというのですから、凄いですね。
現在は、海底での採掘技術と金属の回収・精錬技術の開発の段階だそうです。
レアメタルは国内では採れないため、日本の産業界にとってはアキレス腱的存在。海底熱水鉱床の採掘が実用化すれば、産業への貢献は大きなものとなります。
『陸上』では確かに恵まれませんが、領海と排他的経済水域を合わせた面積は477万平方kmで世界第6位。ここには膨大な資源が眠っています。
●メタンハイドレード
メタン(天然ガスの主成分)に水分子がくっつき固体になっているもの。加温または減圧により容易にメタンと水に分解し、燃料として使用可能です。
ただ問題は固体であるため自噴しないこと。そこでポンプで減圧し地下で分解し、採り出す技術が開発されました。
今年2012年には、愛知県渥美半島沖の水深1000m地点で、いよいよ採掘試験が始まります。世界初の試みです!
●海底熱水鉱床
海底からマグマ性熱水が噴出し、含まれる金属が沈殿してできる鉱床。
成分は銅、鉛、亜鉛、金、銀など金属のほか、ガリウム、セレン、テルル等のレアメタルも。
日本近海にはこのような鉱床が20か所あり、推定資源量は約5千万トンというのですから、凄いですね。
現在は、海底での採掘技術と金属の回収・精錬技術の開発の段階だそうです。
レアメタルは国内では採れないため、日本の産業界にとってはアキレス腱的存在。海底熱水鉱床の採掘が実用化すれば、産業への貢献は大きなものとなります。
それに、ここ100年前後の現代の私たち、何十億年もかけて地球に蓄積された資源を使い切ってしまうことに疑問を感じますが・・・
そのとおり、渥美半島沖は東南海地震の予想震源域です。採掘と同時に地震研究も進めてほしいですね。しかし縦割り行政が心配です。メタンハイドレードは経済産業省、地震予知は文科省のテリトリーなので‥‥。
おっしゃるとおり、メタンを燃焼するとCO2が排出され、地球温暖化につながります。メタンハイドレードも化石燃料のひとつ、過去の遺産を使うことになります。
しかし私は必要悪のひとつとして考えています。エネルギーの自給率を上げるのは経済面でも安全保障面でも重要です。海外から化石燃料を購入するために使われるお金は大変な額。またエネルギー生命線を海外に頼るのは、非常に危ない選択です。
国産メタンハイドレードは、再生可能エネルギーに移行するための一つの段階なのでは、と思います。
みんなで考えたい問題ですね。
メタンハイドレードは過去の遺産ですから、これに頼るわけにはいきません。微生物の研究を推進するのが、遠回りにみえて実はエネルギー問題の解決の近道なのかもしれません。
いつもコメントありがとうございます。
でも、海は面白い世界ですよ。それに、地球の7割は海ですからね。
日本のために益々のご活躍をお願いします!