日経BP社のECO JAPANのサイトを見ていたら、石弘之氏による「口蹄疫の流行と循環型稲ワラ文化の崩壊」 という解説文が掲載されていました。
要旨は以下のとおりです。
宮崎県の口蹄疫の流行は最悪の事態になり、最終的に処分されるウシやブタは20万頭を超え、補償額は1000億円に達するともみられる。病気を起こしたウイルスのDNA分析から、大陸から侵入してきたことは確かなようだ。日本に飛び火した原因は、さまざまな説が飛び交っている。そのなかで、状況証拠から、中国から輸入した稲ワラが口蹄疫ウイルスで汚染されていた可能性が指摘されている。この背景には、稲ワラまでも輸入に頼るようになった農業の構造にある。
私の家の周囲にも田んぼが広がっています。
秋の収穫時期にはコンバインで刈り取りされますが、刈り取られた稲は脱穀と同時に細かく切り刻んでそのまま土に鋤き込まれたり、焼却されたりしています。
自宅で家庭菜園をしていますが、敷きワラを手に入れるのはなかなか難しい
友人にお願いして確保してもらっていますが、手刈りのものを回してもらっています。
農水省によると、国内で生産される稲ワラは約870万t、このうち「飼料用」として利用されているのは3.9%だそう。
今回の口蹄疫問題、稲ワラまでも輸入に頼る日本の農業への警告と思えてきました。
要旨は以下のとおりです。
宮崎県の口蹄疫の流行は最悪の事態になり、最終的に処分されるウシやブタは20万頭を超え、補償額は1000億円に達するともみられる。病気を起こしたウイルスのDNA分析から、大陸から侵入してきたことは確かなようだ。日本に飛び火した原因は、さまざまな説が飛び交っている。そのなかで、状況証拠から、中国から輸入した稲ワラが口蹄疫ウイルスで汚染されていた可能性が指摘されている。この背景には、稲ワラまでも輸入に頼るようになった農業の構造にある。
私の家の周囲にも田んぼが広がっています。
秋の収穫時期にはコンバインで刈り取りされますが、刈り取られた稲は脱穀と同時に細かく切り刻んでそのまま土に鋤き込まれたり、焼却されたりしています。
自宅で家庭菜園をしていますが、敷きワラを手に入れるのはなかなか難しい
友人にお願いして確保してもらっていますが、手刈りのものを回してもらっています。
農水省によると、国内で生産される稲ワラは約870万t、このうち「飼料用」として利用されているのは3.9%だそう。
今回の口蹄疫問題、稲ワラまでも輸入に頼る日本の農業への警告と思えてきました。
麦わらは価値が高いのか、束にされて運搬されていました。
米の場合、コンバインの進歩で、その場でカッターで短くされて排出されるようになりましたね。その場の土に返すという意味合いでは良いのかと思ってましたが。
稲わらの輸入につながってるんですね。
世の中の仕組みは複雑です。
稲ワラは推定される原因の、あくまでもひとつのようですが、しかし有力な原因とも言われています。
小松はいま、休耕田に実った大麦が黄金色に輝いています。一方で雑草が生い茂る休耕田も多いです。これが日本の現状だねぇ