ブナの中庭で

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クリスマス寒波と高層天気図

2010年12月27日 | 山のいろいろ
12月24日から始まった強い冬型気圧配置。まさにクリスマス寒波。

500hPa面高層天気図には明瞭な気圧の谷が見られます。
図で南下に位置するのが日本列島(ちょっとわかりにくいけど)。
その上空に5160mの気圧の深い谷がかかっています。

等圧線(単位hPa)が描かれる地上天気図(一般天気図)とは異なり、高層天気図はある一定の気圧面(例えば500hPaをつないだ面)の高さを示すため、描かれる線は等高線(m)です。

上空に気圧の谷がかかると寒波が南下し、谷の東側の地上には低気圧が出現。
逆に気圧の尾根がかかると暖気が北上し、高気圧の登場となります。

山では地上天気図よりも高層天気図を読み解くのが大切(と思っている)。

残念ながら学校で高層天気図はほとんど教えられていません。
役にたつんだけどナァ‥‥(私だけか?

2 コメント

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天気図 (morimiki)
2010-12-27 08:02:32
高校だったか、中学だったか忘れたけれど、天気図の書き方習いましたよね。
高層天気図はなじみがないけど、普通の天気図見るのはかなり好きです。天気予報も好き。
地上波デジタルが始まる前は、スカパーのお天気チャンネルをよく見てました。今はデータ放送ですませることが多いかな。気象庁のホームページもよく見ます。
高層天気図は気象庁のホームページで見られるのでしょうか?それぐらい自分で調べれば良いのか。
この”ブナの中庭で”からは、知らなかったことをいろいろ教えてもらえてありがたいです。
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高層天気図はこちら (Repu)
2011-01-02 08:40:52
私は主にこのページを使用しています。
http://www.hbc.jp/tecweather/FXXN519.pdf

今日もういちどみかえしたら、年末寒波がくっきりとでています。面白い~
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