**
カヤンベの山中にあるミジュミカ鉱山は良質の黒曜石を産出することで知られ、古代より採掘がおこなわれてきました。
現在は一帯がカヤンベコカ国立公園に指定され保存区域となっています。
そのミジュミカ鉱山への調査に行ってきました。
アクセスには私有地を通過するため麓の町内会長の許可が必要(エクアドルではこのパタンが多い)。
町内会長の車と我々の車で出発、しかし最近続いた雨でなかなか困難な道。




約12km走って車道の終点。
ここから谷の奥にある産地を目指して約4kmの道程。





右手前方に黒曜石の壁が見えてきたので、谷から登り上げました。


そしてミジュミカの壁、素晴らしい!



同行のZさん(考古学者)も感激の模様です。

インカの人々もここで採取した黒曜石を「インカ道」を通って交易していたそうです。

帰路は地質調査もしながら。良い頁岩も発見し嬉しそうなオズワルドさん。

麓のパパジャクタの温泉に入り、身体を温めて充実の調査が終わりました。

黒曜石の壁、素晴らしかったです!