家の中にネズミが出回っている。屋根裏部屋で大運動会をしている。
実はそれが大きな運気ダウンに繋がり、酷い時は倒産などの悲劇をもたらします。
また家族の病気の原因になったりします。
私の実家を例にあげて紹介します。
祖父が一代で築きあげた会社は、東日本のシェアを持つ会社でした。
祖父は大変なキレイ好きで情に厚く、芸能界にも顔出ししたり、また道を外れて暴力団に入った人たちを堅気の世界に戻すなど尊い活動をしてきた人です。
家から駅までの道路を毎日掃き掃除したり、寄付をしたり、人命救助をしたり、川の上流で廃液を垂れ流していた会社を行政が動く前に止めるよう交渉して公害を防ぐなど、私にとってヒーローのような人でした。
祖父は退職後、世界中を旅行して楽しく優雅に暮らしてきました。
孫たちは毎日家の中の床やガラスを拭いていました。そうするように祖父が指示を出したからです。
そんな祖父が今から30年ほど前に衰弱して亡くなりました。
その頃から屋根裏をネズミが走り回るようになってきました。
祖父のあとをついで事業をしていた父ですが、ちょうどペーパーレス社会への移行期で会社は徐々にジリ貧になっていきます。
父は何とかしようと投資に金をつぎ込み、失敗し、どんどん転落していきました。
その最大の理由がネズミの害によるものだったのです。
実家の屋根裏部屋に、なぜか大工が3つ畳のブースを作っていました。
畳のブースは掃除テストの際に、3部屋と換算されていました。
その畳の上にネズミたちが糞尿をしまくっていたのです。
動物の糞尿は非常に大きなマイナス点となります。それが床面に有るのはさらにマイナス。
マイナス5000点の部屋が3つ有ると、他の場所をどんなにキレイにしても運気は完全に上がることはありません。
そういうお宅が投資に挑むとだいたい詐欺の投資に引っ掛かります。
父の会社は同業者の乗っ取りにあって消滅しました。
もしもあの頃、私が家を高得点にする法則を知っていて、屋根裏を大掃除してネズミが入り込めないように対処していたならと悔やんでも悔やみきれません。
だからこそ、開運したい方で家にネズミなどの野生動物が入り込んでいる方には、その処置をしっかりしていただきたいなと思ってこちらに書かせていただきました。