此処路(こころ)ありのまま 光・空の彩 riccoroses by Silver canalian

 雲を見て 風をよみ 太陽を感ずる理

  雲上の たなびく流れに心もて
   そこに在りしを 有らしからずや

旅路  姫路へ

2011-04-15 22:02:22 | 旅路

4月2日 ( 第4日目 )


作州武蔵を出て 姫新線に乗り 一路姫路へ。


国宝であり世界遺産でもある姫路城を訪れました。


姫路城の名前ですが 姫路城の位置する姫山の古名「日女路(ひめじ)の丘」に由来するいう説があるようです。


また “烏城”と呼ばれる岡山城と対比されることがある姫路城。


別名“白鷺城”です。




残念ながら 傷みや汚れの激しくなった漆喰壁の塗り直しや


屋根瓦の葺き直しを中心に平成26年まで大規模な補修工事が行われており


白鷺城(姫路城)の全景は見えませんでした。






こちらが白鷺城(姫路城)。


一瞬 布の向こう側に城がうっすらと見えると思うのですが 実はよくできた絵です。





1618年(元和4年)には千姫が本多忠刻に嫁いだのを機に西の丸が整備され、全容がほぼ完成しています。


千姫は安土桃山時代から江戸時代の女性で 豊臣秀頼・本多忠刻の正室。


父は徳川秀忠、母は継室の江。現在NHKの大河ドラマであっている“江(ごう)〜姫たちの戦国〜”の江です。


江は浅井長政の三女で母は織田信秀の娘・市(織田信長の妹)。江は3度目の結婚で秀忠の正室(継室)になった方なのですね。


千姫が住んだという西の丸は補修工事中ではなく全景が見えました。











白鷺城の周りでは地元のみなさんがお花見をしていました。


岡山と同じように開花したばかりの桜。


姫路という名前のせいか より一層美しく しとやかに見えました。







美しく しとやかな花を見た後 勇ましく力強い西大柱を見ました。西大柱についての解説を撮影して 西大柱を撮影し忘れ…


それはそれは大きな柱でした。柱を想像しながら解説を読んでください。







   些(いささ)かの躊躇(ためら)いもなく 力強くつらぬき通し 





                     
                      この言葉に作州宮本武蔵を想い起こしました。








                  



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