此処路(こころ)ありのまま 光・空の彩 riccoroses by Silver canalian

 雲を見て 風をよみ 太陽を感ずる理

  雲上の たなびく流れに心もて
   そこに在りしを 有らしからずや

刻々

2011-04-28 08:28:00 | 太陽と雲と風




今朝の朝陽 6時半前。


少し前まで7時前ごろに山から朝陽が昇っていましたが

いつの間にか 6時には昇るようになりました。

山も冬の山から表情を変えて 新緑の季節。

刻々と変わります。

人の生きざまも また刻々と方向が変わります。




信念とは 言葉で表現できるものではなく

貫く考えを持つことでもなく

自分が何かについて判断をする足がかりであり

生きざまを選んでいく自分を信じる力のことなのではないか…と

刻々と変わる空や山々を見て 自分の生きざまを考える朝。





鳥と薔薇と四葉の導(しるべ)

2011-04-28 00:00:36 | 太陽と雲と風

ぶらりと立ち寄った雑貨店で見つけて買った 小さな小さなオブジェ。


実物は調べが聴こえそうなくらいきれいできらきらとして。


眺めるだけで 心がすっと軽くなり なごんできます。お気に入り。









        鳥のように自由に羽ばたき 薔薇のように気高くも慎ましく華やかに

        こつこつと積み重ねて 四葉のcloverのように幸せの道しるべとなり。







Swimmer

2011-04-26 23:34:52 | これなにかな


空を見上げると 雲の濃淡で描いたような模様が。









まるで どなたかが遊泳中ではと思うような模様。






その後ろに また雲の濃淡で描いたような模様が。









まるで まえの泳ぎ手を追いかけているかのような模様。




少し撮影のタイミングが遅れて雲が流れ気味になってしまいましたが 

見あげたときには 完璧に近い2人のswimmerの姿。

雲でできた美しい絵でした。



神さまがいるとしたら 冗談好きな方もいらして

誰か気づくだろうか…?などと 

こんな彩なしをして楽しんでいらっやるのではなかろうかと思いつつ見上げた空。



2人のswimmerは並んで こんな感じで泳いでいました。











                雲の濃淡でできた空の彩






空の色

2011-04-25 22:16:18 | 太陽と雲と風


霞か 雲か… 


という言葉が代表的な春の歌にありますが

最近は 空を見上げて 澄み渡る美しい青空だと感じる日が少ない。



霞も雲もないのに 澄み渡る青さを感じない。 



どこか今までと違うかすんだ空。


澄み渡る空の青さ 一点のくもりもない青さよ いずこへ。














             2008年の澄み渡る青空







澄み渡る空の青さ… 

忘れずにいたい青い空のありがたさ





花なきとき

2011-04-21 23:48:32 | Diary

外出から帰り道 最後の角を曲がると 

遠くからですが 玄関先の花が見えます。


ささやかな空間ですが 遠くから見えた瞬間

心と身体がふわっと弾んで軽く明るくなるのを感じます。

あでやかな花 かれんな花… いろんな花がありますが 花のある空間とはよいものです。

日常のどこかに(それが部屋のテーブルや路地 どなたかの庭先であっても)

花があるということは ありがたいものです。

花がないという世界は 想像しがたいですね。








                         



                                  花なきときは 自分が 花のあでやかさを





                                 

西陽の理

2011-04-18 22:00:00 | 太陽と雲と風



  西の光が 照らす場所は

  西に陽が行ってから光があたります。

  
  

 
  “ 何でも 理由があって タイミングがあって 状況があって

    必要になったときに …時ぞきたりて… うごく ”



  西の陽と西の陽に照らされた壁の光を見ていて知った理。 





  西音のことわり。

  




     

旅路 帰着

2011-04-16 22:42:00 | 旅路
4月2日( 第4日目 )~4月3日( 第5日目 )



夕方に大阪に到着。

時間切れの中 大阪城







道頓堀へ。




震災後の節電でグリコはごらんのように消灯していました。

この次の日から点灯されたとのこと。





出航10分前に フェリーに飛び乗って無事帰路に。







大阪の街灯りを写そうとしたのですが ごらんの通り 全く別世界の姿に。


これもまたいい感じではありますが。





本州四国連絡橋のひとつ神戸・鳴門ルートの明石海峡大橋もごらんのように消灯中。

その姿は鮮明には見えませんでした。画面に顔をつけるくらいに迫ると うっすらと橋が見えてきます。






ほうほう どれどれ と顔をつけるくらいに 近づいた人はいるでしょうか?

見えましたか?


橋は見えないではないか!?という方に

明石海峡大橋ではありませんが 夜中に下を通過した本州四国連絡橋のひとつ児島・坂出ルートの瀬戸大橋を。






8時に大阪の港を出たフェリーは翌朝8時くらいに北九州へ。

福岡の街を経由して 夕方6時には長崎に到着。

4泊5日でこれだけの土地をまわれるのだろうか?と思っていましたが 意外とまわれるものなんですね。

久しぶりに長崎の山並みと夕陽を見ました。数日ぶりですが やけに懐かしい長崎。長崎もいいところ 大好きな街です。





 


山も大地も海も どうか猛ることなく おだやかであれと祈りながらの旅路でした。














旅路  姫路へ

2011-04-15 22:02:22 | 旅路

4月2日 ( 第4日目 )


作州武蔵を出て 姫新線に乗り 一路姫路へ。


国宝であり世界遺産でもある姫路城を訪れました。


姫路城の名前ですが 姫路城の位置する姫山の古名「日女路(ひめじ)の丘」に由来するいう説があるようです。


また “烏城”と呼ばれる岡山城と対比されることがある姫路城。


別名“白鷺城”です。




残念ながら 傷みや汚れの激しくなった漆喰壁の塗り直しや


屋根瓦の葺き直しを中心に平成26年まで大規模な補修工事が行われており


白鷺城(姫路城)の全景は見えませんでした。






こちらが白鷺城(姫路城)。


一瞬 布の向こう側に城がうっすらと見えると思うのですが 実はよくできた絵です。





1618年(元和4年)には千姫が本多忠刻に嫁いだのを機に西の丸が整備され、全容がほぼ完成しています。


千姫は安土桃山時代から江戸時代の女性で 豊臣秀頼・本多忠刻の正室。


父は徳川秀忠、母は継室の江。現在NHKの大河ドラマであっている“江(ごう)〜姫たちの戦国〜”の江です。


江は浅井長政の三女で母は織田信秀の娘・市(織田信長の妹)。江は3度目の結婚で秀忠の正室(継室)になった方なのですね。


千姫が住んだという西の丸は補修工事中ではなく全景が見えました。











白鷺城の周りでは地元のみなさんがお花見をしていました。


岡山と同じように開花したばかりの桜。


姫路という名前のせいか より一層美しく しとやかに見えました。







美しく しとやかな花を見た後 勇ましく力強い西大柱を見ました。西大柱についての解説を撮影して 西大柱を撮影し忘れ…


それはそれは大きな柱でした。柱を想像しながら解説を読んでください。







   些(いささ)かの躊躇(ためら)いもなく 力強くつらぬき通し 





                     
                      この言葉に作州宮本武蔵を想い起こしました。








                  



ソフトクリーム雲 いや コロネ雲

2011-04-14 23:45:45 | 太陽と雲と風

数日前 東の空の下方に 一風変わった雲が。








初めは 東の空に変わった雲を見つけたと思ったのですが よく見ると頭上にも。


こちらの方がもっと変わっていました。
















次第に変化して 一番きれいになった頃が下です。


大きすぎて全体を撮影することはできませんでした。


ソフトクリームのようなコロネのような


幾重にも巻いた 天女の衣のような 美しく輝いていた雲。











旅路 なぎ

2011-04-14 21:42:40 | 旅路

4月1日 ( 第3日目 )



作州武蔵からは 大地を鎮めるような じつに穏やかな山並みが遠くに見えました。






町の人に聞くと奈義町にある那岐山麓ということでした。

那岐山(なぎさん)は鳥取県八頭(やず)郡智頭(ちづ)町と岡山県勝田郡奈義町の境界にある山。

山の頂にはまだ雪が残っているようでした。





思っているよりも高い山なのかなと調べると標高は1,255m。

長崎市で高い山といえば標高590m(八郎岳) 標高475m(岩屋山)ですから 2倍以上も高いのですね。

奈義町の奈義は那岐山の那岐に由来しており 那岐山の那岐は神話に由来しているというお話もありました。

凪というのは海に関する言葉ですが この山にも凪のような穏やかさを感じました。



それにしても 空気の美味しいこと。

空に向かって伸びる高い木々を見上げながら 大きく息を吸い込みました。












   森の中には松ぼっくりをたくさんつけた松の木もありました。
      
                     
                           明日は一路姫路へ。





鳥鳴く春の朝

2011-04-13 00:16:00 | 太陽と雲と風


 今朝の朝陽。
 

 霞がかかったような朝 太陽が出ると空はぼんやりとしたオレンジ色に染まりました。


 朝陽もオレンジ色の光を広げて。






 窓辺には イソヒヨドリと思われる鳥が遊びに来て 美しい声で鳴いていました。

 イソヒヨドリの鳴き声はネットに数多くありましたが この鳥が一番似ていました。

 ⇒鳴き声




旅路  作州

2011-04-10 22:10:10 | 旅路

4月1日( 第3日目 )



お昼過ぎには美作(みまさか)に向うために岡山駅から津山駅へ。

津山駅からは姫新線に乗り換えて 林野駅まで。

時間にして岡山駅から林野駅までは1時間半ほどだったでしょうか。

夕方前にはホテル“ 作州武蔵 ”に到着しました。


偶然訪れた美作ですが 行ってみると宮本武蔵と関わりの深い地域でした。

最初に訪れた熊本城も宮本武蔵と関わりの深い場所だったので 偶然とはいえご縁を感じました。

ホテル館内には宮本武蔵関連の展示物が数多くありました。


その中に“ 独行道(どっこうどう) ”を記したプレートがありました。

“ 独行道(どっこうどう) ”とは 新免武蔵(宮本武蔵)が自身の生き方を晩年21か条に書き記したです。





   独行道(どっこうどう)


一、世々の道に背くことなし

一、身に楽をたくまず

一、萬づ依怙の心なし

一、身を浅く思い世を深く思う

一、一生の間慾心なし

一、我事において後悔せず

一、善悪につき他を嫉まず

一、いづれの道にも別れを悲しまず

一、自他共に恨みかこつ心なし

一、れんぼの道思いよる事なし

一、物事にすき好みなし

一、居宅に望みなし

一、身一に美食を好まず

一、古道具を所持せず

一、己身に取り物忌みすることなし

一、兵具はかく別よの道具をたしなまず

一、道に当たって死を厭わず

一、老後財宝所領に心なし

一、神仏を貴んで神仏を頼まず

一、身を捨てても名利を捨てず

一、心常に兵法の道を離れず

   
          正保二年五月十二日

                 新免武蔵






ひとつひとつの意味をかんがえつつ ゆっくりと読んでいると 

ゆるぎない信念を持つ男性像が浮かんできました。





美作市の美作は美作国( みまさかのくに )からきており 美作国は現在の岡山県東北部、山陰道に位置。

かつて日本の地方行政区分だった国の一つだそうです。州をつけて言うときには “ 作州 ”と。




こちらは“ 作州武蔵 ”からの夕陽と夕焼け







空の心には善があって悪はない。智恵があり、道理があり、道があって、はじめて心は空である


                                      五輪書(ごりんのしょ) 宮本武蔵











旅路  岡山 後楽園

2011-04-07 00:15:00 | 旅路

4月1日( 第3日目 )








観射亭から道なりに進むと丹頂鶴がいました。

もちろん飼育されている丹頂鶴で雄雌のつがいが数組。

丹頂鶴の“丹”は古くから朱色を意味し 

"丹頂"はすなわち"頭頂部が赤い"ことに由来しているのですね。

その美しさと優雅さにしばし見惚れました。

お正月には放し飼いをし その飛ぶ姿を見ることができるという話をネットで読んだのですが

それが今もあっているのなら お正月に出かけてみたいものです。



丹頂鶴のところからさらに奥に進むと突然視界が広がり 

沢の池や唯心山のある大庭園の中心に出て 正面に岡山城が見えます。








立ち位置を変えると 景色には それぞれ違う味わいがありました。
         

                      とても憩い やすらぐ広々とした空間でした。




景色を堪能した後は 沢の池のほとりにある福田茶屋に。





沢の池 唯心山 岡山城を眺めながら うどんセットをいただきました。

岡山県の郷土料理“ままかり寿司”(ままかりという魚がネタの寿司)と小さなきびだんご ほうじ茶もついていました。

うどんはお野菜が豊富に入っていたので野菜不足の旅行者にはありがたかったです。

“ままかり寿司”は生まれて初めて食べました。少し癖がありましたが 美味しくいただきました。

ほうじ茶は何杯も飲みたくなるお味。






唯心山のふもとに全く動かない亀が3匹。

本物なのだろうか…?としばし確認したくて 眺めました。

しんぼう強くまっていたら数分後 わずかに 見逃してしまうほどわずかに先頭の大きな亀が顔を動かしました。

本物だったようです。( 本物なのはあたり前!でしょうが。よくできた偽物だったら すごいなと。)



南門から岡山城に抜けようとしているときに見かけたのが こちら。





廉池軒(れんちけん)。


戦災をまぬがれた数少ない建物で往時の姿を今に伝える貴重な建物ということでした。

ちょうど近くの桜の木が花を開き始めていました。廉池軒 春の姿です。




南門を出て 月見橋からの岡山城。





外観は黒漆塗の下見板が特徴で“烏城(うじょう)”という別名があり


姫路城=“白鷺城”と対比されることもあるそうです。




この日 岡山は開花宣言を出していました。





後楽園の外周にある散歩道の桜。熊本から岡山…まるで桜前線を追ったかのような旅。


                                  明日はいずこへ~。




旅路 一路岡山

2011-04-06 01:32:18 | 旅路

 3月31日 ( 第2日目 )~4月1日( 第3日目 )



午後には熊本を離れ 一路岡山へ。新幹線で2時間半ほどで到着。

岡山駅の前には 犬 猿 雉を従えた桃太郎がいました。わずかに見える右腰の巾着にきび団子が?







      遠くを見て 前に大きく一歩。力強く踏み出した勇ましさがいい感じ。






翌朝 まず訪れたのは日本三名園のひとつ 岡山市 後楽園。

今日は後楽園に入ってすぐの観射亭付近の花と木々を。

















岡山、と丸わかりの桃太郎の写真。



                  後楽園、と全くわからない花と木々の写真。




                                    明日は後楽園の奥へ。