ドレスを身に纏った女の人が神々しい光を放ちながら
手を広げて舞い踊っているような・・・美しい今朝の朝陽
人を愛する・・・とはむずかしいですね。
一生くらいでは わからぬことかもしれません。
二生、三生、いや1000生と輪廻を繰り返し100万回くらいでわかるのでしょうか。
そういえば「100万回生きたねこ」という絵本がありました。
私が好きな言葉に
“ 何しをわば 祈り願いて ”
というものがあります。
“ あなたが 何をしていても 何を思っていても 祈り願っています”
という意味です。
お互いに こういう愛し方ができたなら 人を愛する心は真に深まるのかもしれません。
人を愛する心の深けきは
夜露に木々にしみわたる
授けられたる生命(いのち)をも
生命(いのち)の息吹き
わかちあいたる 祈りなり
人を愛する心の深さをいうものは
山を遠くから見ていると 動かないように見えますが
実はそこには木々があり、その木には葉があります。
そのひとつひとつの葉は夜露に濡れ、露が染み渡っていって、
生命(いのち)の息吹が起きています。
そんな小さな、ささやかな命の営みも、生きている息吹も、
ともに分かち合っていきたいと思う祈りになってこそ
深い愛に育っていくのです。
男女の愛に限らず 親子愛 きょうだい愛 友人愛 隣人愛
いろいろあるのでしょうが
自分の内に強き心を育むことで生まれてくる
“ 何しをわば 祈り願いて ”
という愛し方は
やがて
人を愛する深さを育んでいくのだろうと思います。
そういう愛を胸に秘め
今朝の朝陽の女の人のように
神々しい光を放ちきらきらと
人生の中で舞い踊りたいものです。