此処路(こころ)ありのまま 光・空の彩 riccoroses by Silver canalian

 雲を見て 風をよみ 太陽を感ずる理

  雲上の たなびく流れに心もて
   そこに在りしを 有らしからずや

何しをわば祈り願いて

2011-03-10 09:21:30 | 太陽と雲と風




ドレスを身に纏った女の人が神々しい光を放ちながら
手を広げて舞い踊っているような・・・美しい今朝の朝陽


人を愛する・・・とはむずかしいですね。
一生くらいでは わからぬことかもしれません。
二生、三生、いや1000生と輪廻を繰り返し100万回くらいでわかるのでしょうか。
そういえば「100万回生きたねこ」という絵本がありました。


 
私が好きな言葉に


“ 何しをわば 祈り願いて ”


というものがあります。

“ あなたが 何をしていても 何を思っていても 祈り願っています”

という意味です。

お互いに こういう愛し方ができたなら 人を愛する心は真に深まるのかもしれません。





人を愛する心の深けきは

夜露に木々にしみわたる

授けられたる生命(いのち)をも

生命(いのち)の息吹き

わかちあいたる 祈りなり



    

            人を愛する心の深さをいうものは
            山を遠くから見ていると 動かないように見えますが
            実はそこには木々があり、その木には葉があります。
            そのひとつひとつの葉は夜露に濡れ、露が染み渡っていって、
            生命(いのち)の息吹が起きています。
            そんな小さな、ささやかな命の営みも、生きている息吹も、
            ともに分かち合っていきたいと思う祈りになってこそ
            深い愛に育っていくのです。





男女の愛に限らず 親子愛 きょうだい愛 友人愛 隣人愛

いろいろあるのでしょうが

自分の内に強き心を育むことで生まれてくる 

“ 何しをわば 祈り願いて ”

という愛し方は

やがて

人を愛する深さを育んでいくのだろうと思います。




そういう愛を胸に秘め

今朝の朝陽の女の人のように

神々しい光を放ちきらきらと

人生の中で舞い踊りたいものです。





 

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