此処路(こころ)ありのまま 光・空の彩 riccoroses by Silver canalian

 雲を見て 風をよみ 太陽を感ずる理

  雲上の たなびく流れに心もて
   そこに在りしを 有らしからずや

旅路  岡山 後楽園

2011-04-07 00:15:00 | 旅路

4月1日( 第3日目 )








観射亭から道なりに進むと丹頂鶴がいました。

もちろん飼育されている丹頂鶴で雄雌のつがいが数組。

丹頂鶴の“丹”は古くから朱色を意味し 

"丹頂"はすなわち"頭頂部が赤い"ことに由来しているのですね。

その美しさと優雅さにしばし見惚れました。

お正月には放し飼いをし その飛ぶ姿を見ることができるという話をネットで読んだのですが

それが今もあっているのなら お正月に出かけてみたいものです。



丹頂鶴のところからさらに奥に進むと突然視界が広がり 

沢の池や唯心山のある大庭園の中心に出て 正面に岡山城が見えます。








立ち位置を変えると 景色には それぞれ違う味わいがありました。
         

                      とても憩い やすらぐ広々とした空間でした。




景色を堪能した後は 沢の池のほとりにある福田茶屋に。





沢の池 唯心山 岡山城を眺めながら うどんセットをいただきました。

岡山県の郷土料理“ままかり寿司”(ままかりという魚がネタの寿司)と小さなきびだんご ほうじ茶もついていました。

うどんはお野菜が豊富に入っていたので野菜不足の旅行者にはありがたかったです。

“ままかり寿司”は生まれて初めて食べました。少し癖がありましたが 美味しくいただきました。

ほうじ茶は何杯も飲みたくなるお味。






唯心山のふもとに全く動かない亀が3匹。

本物なのだろうか…?としばし確認したくて 眺めました。

しんぼう強くまっていたら数分後 わずかに 見逃してしまうほどわずかに先頭の大きな亀が顔を動かしました。

本物だったようです。( 本物なのはあたり前!でしょうが。よくできた偽物だったら すごいなと。)



南門から岡山城に抜けようとしているときに見かけたのが こちら。





廉池軒(れんちけん)。


戦災をまぬがれた数少ない建物で往時の姿を今に伝える貴重な建物ということでした。

ちょうど近くの桜の木が花を開き始めていました。廉池軒 春の姿です。




南門を出て 月見橋からの岡山城。





外観は黒漆塗の下見板が特徴で“烏城(うじょう)”という別名があり


姫路城=“白鷺城”と対比されることもあるそうです。




この日 岡山は開花宣言を出していました。





後楽園の外周にある散歩道の桜。熊本から岡山…まるで桜前線を追ったかのような旅。


                                  明日はいずこへ~。




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