以前も書いたように、左翼は差別言葉に敏感に反応して文句を言うくせに、自分たちは平気で使用します。その一つが「兵士は人殺し」です。昔、沖縄県の自衛隊員の子供が、左翼の先生にお父さんは「人殺し」だといじめられてということを聞きました。左翼は、このような差別言葉を伝統的に使っているのですよね。兵士が嫌がることをして、自衛隊を維持できないようにしようという作戦です。
その作戦の中心となっているのが朝日新聞です。どこの国の新聞なのでしょうか。4月7日付けアゴラ「自国の防衛を否定する朝日新聞」(古森義久氏:元産経新聞記者で現在は麗澤大学特別教授)という記事です。朝日新聞が「ウクライナの国民がロシアの侵略に対して戦うことは「人殺し」だからやめろ」という記事を書いていたというのです。
記事の中では、3月29日付けの朝日新聞天声人語では、桜の開花に触れて、桜が旧日本軍の特攻隊の呼称に使われていたことを批判的に述べた上で、ウクライナのビレンスキー大統領の国会演説に関して書いていたようです。
その内容は、「山東昭子参議院議長の発言に強いひっかりを覚えた。ウクライナ大統領の国会演説の後にこう述べたのだ。「貴国の人々が命をも顧みず、祖国のために戦っている姿を拝見して、その勇気に感動しております。」ということです。
それに続けるように、「侵攻する側は、よその国に人殺しに来ている。自分の国を守る側も人殺しをせざるを得ないところに追いやられている。いま他国の政治家達がなすべきことは勇ましさをたたえることではない。戦争を終わらせるすべを探ることだ。」というように、古森氏も唖然とする記述しているのです。
この朝日新聞の記者は、正当防衛とか言う言葉を知らないのでしょう。相手が不法な殺害行為に及んでいるのですから、急迫不正な侵害として、これを迎え撃つのは「人殺し」ではありませんよ。侵略側と防衛側をひとくくりに「人殺し」扱いするとは、最低の報道です。ロシアが正義というのであれば、「緊急避難」という言葉もあります。正義と正義のぶつかり合いとするならばですが。ロシアは正義ではないでしょう。
昨年には、元「嵐」の桜井翔氏が、元日本兵に対して、「殺してしまったという感覚は?」と聞いて炎上していました。キャスターをやるうちに左翼関係者と交際し、言わされたのだろうと思いました。元NHKの有働というキャスターもいますが、その言動を聞いてみると、同じように染まってきていると感じます。さらには、俳優の小栗旬氏も桜井翔氏と同じように、元日本兵に質問していましたよね。
このように、左翼報道関係者は、兵士は「人殺し」だと思っているのですよ。戦争を終わらせる道を探れとか言っています。平和的に解決する道など、あるわけないでしょう。やるか、やられるかですよ。あとは、停戦だけでしょう。この朝日新聞の記者の頭の中は大丈夫なのでしょうか。この記者ばかりではなく、反日左翼の仲間達も同じです。
今後も気をつけて、報道の言葉を見ていてください。このような言葉使いが現れますよ。このゆな言葉を使っておいて、違和感を感じないのが左翼の左翼たる理由なのです。