ドリフターズのメンバーだった仲本工事さんが交通事故で亡くなられました。一番最初の妻は亡くなっていて、2番目の妻とは離婚しているそうです。現在までに付き合っていた女性は内縁の妻と言うべき人だそうです。
その女性のことを、軽犯罪法違反をしてつけ回して盗聴したのか、女性自身という女性週刊誌のインターネットの記事がありました。10月25日付け「仲本工事さん死去当日に”ゴミ屋敷別居”妻が「戒名山分け」密談・・・事務所の不満も」という記事です。
女性自身は、日刊ゲンダイデジタルや中日新聞などと並んで反日左翼的記事ばかりの報道です。(最近は、スマートフラッシュとかいうのも粋がって過激になっていますが。)
その女性自身の悪質さが全面に出た記事だったので、怒りがこみ上げてきたのです。
だいたい、表題が悪質でしょう。記事では、内縁と書いているのに、”ゴミ屋敷別居”妻と書いています。しかも、その女性が掃除をしないで仲本さんの住居がゴミ屋敷みたいだったと書いているのですよね。どうでもいいでしょう。それぞれの事情があるでしょう。
当該女性に取材もしていて、戒名の山分けについては、「ない。」と否定されているのに、「「戒名山分」密談」と書いています。戒名の山分けはないけど、それに関する密談はあったという自分勝手な解釈なのでしょう。「密談」って何なんでしょうか。密かに相談しているわけではないでしょう。
さらに悪質なのは、仲本さんの亡くなられた翌日の10月20日に斎場で葬儀か何かがあったようですが、「弔問客の応接が落ち着いた彼女は斎場を抜け出しスタッフたちと向かったのは近くの焼き肉屋だった。」と書いているのです。「抜けだし」ですよ。いかにもずるいことをしているかのような印象を与えるように書いているのです。焼き肉屋に行ったことが、世間的にはよく思わない人もいるでしょうが、どこに食事に行ってもいいでしょう。
そして、もっとも悪質と思ったのは、その焼き肉屋でスタッフと女性との会話を盗聴しているようなのです。(私も女性自身を見習って、「盗み聞き」とか書かないで、「盗聴」という過激な言葉を選ばさせていただきました。)
こんなことが許されるのでしょうか。この焼き肉屋に女性が行ってスタッフと会話したことが、何か、公益性でもありますか。この女性は、取材を受けて否定しているのですから、事実があったかのような見出しと、悪質な印象操作の文章によって、自身の信用を失墜されたということで、女性自身を訴えるべきですよ。
本当に、報道の悪質さを見せつけた記事と言ってもいいでしょう。そういう記事を書かせる編集長は、私の想像では、主流から外れた元過激派の高齢者を想像してしまいます。
皆さんも報道の本質とは、こういうケースが多いということを頭に入れておいてください。