月曜日でしたか、日経新聞のトレンドなるものを特集していました。いろいろ、ランキングを作って解説しているのに、自分たちが推したかった内容だったのか、ランキング外で物を紹介して解説をしていたのです。
それが、原付推しです。私も高齢者の一人で、かつては大型の自動二輪車を高速で飛ばしたり、七曲がりのコーナーを攻めたりしたものなのですが、いきなり、原付の新たな生産販売ができなくなったそうです。理由は、エゴ(エコ)ですよ。「いきなり〇〇できなくなった。」何て、報道らしいエッジの効いた表現でしょう。
2025年11月から始まる新たなハイガス規制の適用対象となって、技術や費用の面から今後は新たな生産販売はできなくなるそうです。しかし、新たな125ccの原付二種を4kw以下に抑えた上で一定の基準を満たせば、現行の免許で問題ないそうです。
本当に、世界はエコに、SDG’sに配意しているのでしょうか。世界がエコなどという大義名分を振るいながら、本当にエコでシンプルな燃焼機関を葬っているのではないのでしょうか。検証もせずに、生産性を上げて小さい部分ではエコなのですが、大きく社会が発展しているのでうから、エコとはいえないのではないのでしょうか。
本当のエコは、人間の存在を消すことかもしれません。貧しいのに人を産みたいだけ産んで、寄付をくれと求める国連の機関がいるのですよね。おっと、話が大きくずれました。
それで、原付のことを日経新聞の記者達がトレンドについて座談会のように話していて、そのうちの少し年配のような男性の記者が、原付は税金がかからないようなコメントをしたのですよね。そこで、私は、税金という言葉には敏感ですから、「あれっ」と思ったのですよ。そもそも税金のかからない乗り物なんてないでしょう。コメントでは車庫証明なんかも不要のようなコメントもありましたが、税金は安いとはいえかかるでしょう。それで、日経新聞の記者は本物なのかと思ったのですよ。
記者でも万能ではないので過ちはあると思いますが、経済記者は税金や経済動向は把握しておかないといけないでしょう。介護保険をいつから支払わなければいけないかなど、知らないのではないのでしょうか。
時事通信も日銀の経済政策の記事では金利を上げろというトレンドで書いていました。私の感覚では、金利を上げることは時期尚早ですよ。経済評論家や経済記者は政府の模範的な経済運営を目指そうとしていることを踏まえながら、それを基準に金利の正常化が必要だとか、知ったようなコメントをするのですよね。経済政策は全体主義ですよ。すべての人に良い政策などありませんよ。だから、円安でも悪い円安とか言うでしょう。反対から見れば、よい円安で、ほくほくですよ。
経済なんて誰にもわからないし、不透明は当たり前ですよ。トランプ氏の政策が不透明だとか、トランプ氏を貶めるための記事に過ぎないと思います。いいか悪いかは国民が決めますよ。
そういうことで、皆さんも、自分で考え、自分で分析し、自分の責任で投資をしてください。