昨日も書きましたが、福島原発の処理水を巡る報道を見ると、日本の報道と呼ばれているテレビや新聞などのマスコミは、実際には日本の報道ではないということが明らかになりました。中国・韓国の影響を強く受けていて、その意向を踏まえて報道するという姿勢なのだと感じました。
昨日以降、原発処理水の報道は、政府の広報を報道しなければいけないので、IAEA事務局長の発言や、岸田総理との面会、そして、総理のコメントなどを報道していますが、必ずと言っていいほど、中国や韓国がいちゃもんを付けているという報道をするのですよね。しかし、中国や韓国のいちゃもんを打ち消すような事実を報道しているテレビや新聞、あるいはヤフーニュース(昨日のカンニング竹山氏のニュースと読売新聞のニュースを除くとですが。)は見たことがありません。
そもそも、トリチウムというのは危険ではないのですよね。放射性物質でありながら、皮膚を透過しないとか、危険性そのものが低いのですよね。環境省のHPなどにも世界のトリチウムの放出している数値が公表されています。IAEAがどのように検証していて、どのように評価しているのかを取材して、公表してほしいくらいです。
それと、気になるのは、日本の反日左翼は、トリチウムの放出が問題なのではなく、原発事故による放射性物質の拡散などがあるだろうとか、れいわ山本のようなことをコメントしていました。
環境省なりが福島県内の数地点での測定や、あるいは、処理水に関しては、その中にどれくらいの放射性物質があって、ALPSと呼ばれる取り除く機器によって取り除くとどれくらいになるかなど、IAEAと共に検証しているでしょう。ですから、今回のIAEAの報告書の提出になったのでしょう。いずれにしても、中国、韓国の国内におけるトリチウム放出の数値の話など、報道したのを見ていないのが異常ですよ。
通常の報道なら、世界はこんなに素晴らしいが、日本はダメだという調子で報道するでしょう。比較しろよと言いたいですよね。また、通常の報道ならトリチウムは放射性物質で、どのくらいの摂取や被爆でどの程度の危険があるとか、詳細に調査して報道するでしょう。一緒にやれよと思いました。
そして、結論としては、報道は、中国や韓国の影響を強く受けているとしか思えないと感じたのでした。