NHKといえば、今日の朝も福島県の反日左翼の漁師の番組を放映するような国営化してほしいテレビ局ですが、土曜日の夕方にある「ブラタモリ」はいい番組です。日本の土地の特質からそれぞれの街や都市が形成されていく様子がわかりますし、地域住民の賢さによって、その発展が決まってくるのは、今の日本の状況ともいえるので、勉強になりますよ。
先週と今週でやった「ブラタモリ」は、北九州市でした。今の市長は知りませんが、前回の北九州市長は、ニュースを見ると反日左翼的な人物だったので、期待していませんでした。
この大きな都市が出来た背景には、八幡製作所(現在の日本製鉄ですか。)の誘致が大きく関係していたんですよね。そして、北九州市は、小倉市や八幡市など5市が合併したということなのですが、それ以前に江戸時代から続く「筑前」と「豊前」いう地域ととの境界があり、それぞれに縄張り意識があったようです。その縄張り意識を一時的にでも捨てさせ、合併という大きな事業に進んだのは、当時、リーダーシップのあった人がいたのだろうと推測されます。
当時、一番大きな出来事は、官営の八幡製鉄所を八幡地域に持ってきたことなのですが、当時は八幡の港は浅瀬であり、製鉄所の誘致が危ぶまれていたそうです。
しかし、旧黒田藩士(いわゆる「筑前」です。)の4人の働きかけにより、八幡製鉄所が誘致できたそうです。つまり、縄張り意識は消えていないのですが、自分たちの地域を発展させようと、必死に動いた人物がいたのですよね。そして、八幡製鉄所を誘致して人口が膨れ上がり、現在の発展の礎を気づいているのですよね。
私の叔父も八幡製鉄所に勤務していたので懐かしいのですが、それ以上に、地域の発展のために動いていた人たちの存在を知っていただきたいのです。そして、明治時代のイメージとしては、反日左翼の作家のせいで、薩長同盟ではないですが、この二つの藩の出身者が優遇され、きちんとした改革が出来なかったかのようなイメージを作り上げていると思うのです。そのことも、皆さんに認識していただきたいことの一つです。
つまり、反日左翼が目指しているのは、自分たちが住みやす国にするために、日本人同士の離反など、社会の混乱ですから、そういうプロパガンダに惑わされないようにしてほしいということです。
この北九州の八幡製鉄所の誘致での豊前との競争のように、全国でいろいろなコネを使った官製事業があったでしょう。そして、コネの力も含めてそれぞれに検討されて、決められた訳でしょう。決して薩長同盟の関係者がいい思いばかりをしていたわけでもなく、それぞれの働きかけのうまいところと、下手なところの行動力の差が出てきただけですよね。
ただ、コネが強ければいいというものでをなく、政治をやる人は、バランス感覚を持って、やっていただきたいとは思いますけどね。
今回の結論は、過去の歴史には、それぞれの地域における縄張り意識があるが、大局をみながら判断した地域があったことです。そして、それを自分に置き換えた場合に、正しい判断をしてほしいということです。
テレビのいうことは、ほとんど信用なりませんからね。バイアスがかかりすぎていますよ。これも総務省が適切な行政指導が出来ていない証拠です。