エロゲはやっぱり中古が一番

四方山話 マスコミなんてクソくらえ!

「藤井竜王・名人が大逆転!」って文字だけが一人歩きしているようですが、これってどうなん?って気持ちになってしまいます。
下駄をはくまでわからないのが勝負事。ましてや将棋は相手の玉を1手でも早く詰ませれば勝ちというメチャクチャ厳しい勝負です。例えAIが99%の勝率をはじき出したとしても、最後の最後に詰みを逃したために逆転負けをきっしてしまう危険は常にあります。勝ち負けは紙一重。藤井竜王でさえ渡辺名人(当時)に挑戦した時に詰まし損なって負けてます。お互い人間同士、ましてや秒読みともなればなおさらです。
それを終局後、ズブの素人がAIの評価値だけをバックに、プロ現役最強棋士に対して、「道中明らかに永瀬王座の方が良かったですがどうお考えなのでしょうか?」って平然と感想を求めてきたのにはビックリしました。
お前何様のつもりなんじゃ!~~~って思わずモニターにツッコんでしまいましたけど(笑)。
将棋を知っている人なら、あの場面でむしろ瞬時で悪手を見抜き、飛車切りから角を打ち込み、楔となっていた永瀬王座の金を取り除いた竜王・名人の凄さを褒めるべきところのはずなんですけどね。
おそらく通常の観戦記者でなくて、傍若無人に振舞う欠陥人間、いわゆるマスゴミの連中だったんでしょうが・・・

そういえば、囲碁の方ですがこんな逸話があります。
終局後「あの手はどうだった」とか「構想が悪い」といった知ったかぶりして騒ぎ立てるのは今に始まったことではありません。
そんな盤外の口さがない連中に腹を立てた対局者本人いわく、
「じゃあ今から僕と一番打とうよ」
真剣勝負でどちらが正しいかを決めようというのです。
当時数々のタイトルを持っていた最強棋士・小林光一名誉棋聖にこういわれては、さすがにあたり一面シ~~~ン。
他にも名誉名人や名誉碁聖などの称号を併せ持つだけでなく、71歳で今なお現役棋士としても活躍中です。

その小林名誉棋聖に勝るとも劣らないのが藤井竜王・名人。
これまで数々の歴代1位の記録を更新しただけでなく、並居るトップ棋士をことごとく打ち負しタイトル戦17戦無敗。現役だけでなく歴代でも最強とさえ言われるくらいの棋士を前にして、AIが示した形勢を鵜呑みしているだけの「知ったかぶり」に対して、
「全然だめでした。もっともっと精進しなければ、と思ってます」
と俯き加減にこたえる藤井竜王・名人の器のデカさ。
ゴミの中にあって、埋もれるどころか、ひときわ輝いて見えましたよ。

進化のスピードがジェット機並み、って某プロ棋士が唖然としていましたが、そのスピードに負けない可能性を持つ伊藤匠七段との竜王戦がいよいよ始まります。
1戦ごとに強くなっていく藤井竜王・名人ですが、伊藤匠七段も決して負けていませんからね。
いまからとても楽しみです。
前名人の渡辺九段いわく
「ひょっとしたら今回は勝負にならないかもしれないが、次回はわかりませんよ」

新時代の幕開けです!


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