理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

東電さん

2012-03-29 01:27:43 | 理系のおはなし
( -д-)ノいよう
いやぁ、久しぶりに風邪ひいたぜ。前回は一年半前だな。ちょうど夏風邪ひいてボーっとして運転してたら速度超過で捕まった日だwまあ、今回は鼻水の洪水だけで体調自体は悪くないけど、やっぱり鼻水・鼻づまりって集中力を削ぐから調子が出ないねぇ。

今話題の東電値上げ。社長が「値上げは権利」とか言っちゃったから燃料投下もいいところ。そこに来て4月1日からの値上げのお願いだもんねぇ。実の所「4月1日以降、新年度の契約更新時に値上げ」だったらしいけど、わかりにくい説明文のせいで更に炎上w

もうね、ここまでくると東電さんは「ヒール(悪役)」を引き受けたんじゃないかと勘繰りたくなるよ。一時期、「バカ菅の余計な視察が爆発の要因」とか言われてたけど、それを覆い隠すために。枝野あたりに「ヒール引き受けてくれたら会社つぶさないし、再稼働もなんとかするよ」って裏取引でもあったんじゃないかとw

お兄さんは未だに再稼働容認派なんだけど、昔から環境、廃棄物法令から原子力が適用除外ってのに違和感を感じてたんだ。「安全です」なら大防法や水濁法、土対法なんかでも基準を設けてもいいだろうし、あくまで「普通の産業」って扱いをしていればここまでにはなってなかったんじゃないかと思う。

つまりは「安全だから適用除外」という「安全神話」「聖域」の中に閉じこもって慢心していたのが原因じゃないかと。「ここまでやってりゃ大丈夫」と聖域の住人(政治家、役人、一部の学者、電力会社の経営陣、メーカーの経営陣)は思ってたんだろうね。

でもやっぱりそうではない。新たな知見ってのも次々と出てきて、それに対応していくのが技術者なんだ。だけど、悲しいかな技術者は「聖域の住人」の従業員でしかなく、技術者が「こうしたい、こうした方がよい」と進言しても「経済的じゃない」「余計な不安をあおる」「下っ端技術屋に何がわかる」などと否定されてしまうことばかり…

確かに「下っ端技術屋」が手順を改悪してバケツ臨界させたこともあったけど、見方を変えれば「化学工場が手順不手際で大爆発・死傷者多数」と同じように、原因を突き止めてその後の事故防止に活かせることができたはず。実際、化学工場の事故ってのも世界中で起きてるけど「全化学工場を止めろ」という話までには行きつかない。

年末や年度末になると警察発表で「昨年(昨年度)よりも交通事故死亡者が減ってます」と暗に自画自賛してるけど、実際は車の安全性能や医療技術、道路の土木技術が向上したおかげであり、小ずる賢い取り締まりの「おかげ」ではないからなw

「安全神話」なる「憲法9条」みたいなものは一度捨てて、技術屋さんには一から頑張ってほしい。とりあえずは今止まってる原発の安全性向上に尽力してください。おねがいします。

前田?

2012-03-26 22:26:19 | お題
( -д-)ノいよう
お題の「どう思う?」だけど、好みじゃないからどうでもいい。
で  糸冬 了  w


前田より真栄田のほうがええやん?www

今日は風邪ひいて調子悪いので寝ます…('A`)

へっくしょん!

2012-03-21 23:49:42 | お題
いよう( -д-)ノ
去年までは毎年、いつスギ花粉症が発症するかと冷や冷やしてたけど、今は杉のない北の大地だから一安心だぜw

と、思ってたら北の大地にもシラカバやブタクサ、熊笹などのアレルギーがあるらしい…昔はそんなの聞いた覚えがなかったけど、最近はスギ花粉症みたいに増加傾向らしい('д` ;)

花粉症って花粉の暴露量が本人のキャパを超えると発症するみたいだね。お兄さんは北の大地で生まれ育ったから本州生まれの人たちよりブランクがあるけど、いつ発症してもおかしくなかったんだよね。ひどい人はほんとひどくてかわいそうだったなぁ。

結局、お兄さんは発症しなかったけど車の上に降り積もった黄色い粉を見るたびにむず痒い気分にさせられたな。フーッと息を吹きかけるとモウモウと巻き上がる花粉…発症はしなくても目がゴロゴロしてた。

うん、花粉対策は鼻や口を覆うだけじゃダメなんだね。となるとこういう目も覆うマスクが一番効果的なんだけど、物騒な感じがして街中では出来ないわなwちなみにアスベストやダイオキシン類の粉塵が飛散しそうな場所ではこの手の国家検定マスクを使用します。

そうそう、蛇足だけど東北でがれき処理作業に当たられる方はアスベストが怖いので、せめてこのマスクは最低でも着用しましょう。話がそれたな…

ボンベ
ちなみにダイオキシン類調査時のお兄さんのフル装備。場所は火○場w

規制緩和は?

2012-03-16 02:15:47 | 時事
いよう( -д-)ノ
さて、昨日は規制緩和について書こうとしたんだけど、いつのまにか環境省VS経産省の話になってしまったねwで、今日は「規制緩和」について。

グローバリズムの名のもと「規制緩和」が行われてきました。たとえば…
・企業年金を自由化→2000億円消えた
・労働力の流動化→派遣切り多数
・タクシー台数規制を緩和→タクシー余りで運転手ワープワ
・バス事業自由参入→運転手寝不足で橋桁にだんじりアタック
・処方薬の市販化→病院でもらった方が安くて安心
などなど…ろくなことしか思いつかないんだけど、通信事業の自由化は値下げ効果があったから良い面もあるんだろうな。やわらか銀行の社長が頑張ったおかげかもな。まあ、お兄さんはあの会社使わないけどw

で、第二東名高速が開通するけど、期待されてた法定速度の規制緩和は見送られました…いやぁ、ほんと期待してたんだけどなぁ(´・ω・`) だって設計速度140km/hですよ、そのために建設費余計にかけたのに実にもったいない。この140km/hにしてもかなりの安全率を考慮しての数値だろうし「みんなが期待する道路」を設計した設計者の悔しさがわかる気がするよ。

建設省が設計速度を120km/hとして建設された高速道路は他にもたくさんあるし、一般道でもバイパスみたいなところでは80km/hとか100km/hの設計に対して警察はなかなか「法定速度60km/h」を変えようとはしない。まあ、さすがに一般道バイパスについては最近は多少、緩和する方向に向かってるけどね。でも、工業地帯の産業道路みたいなところで「規制速度」40km/hだったりとイマイチ実態に合ってないところはまだまだたくさんある。

日本人の「平等=下に合わせる平等」思想のせいなのか、それとも警察の集金システムとしての…ゲフンゲフン

環境省と経産省

2012-03-15 01:41:33 | 理系のおはなし
いよう( -д-)ノ
「環境省が実施するダイオキシン類調査受注資格」というのがあるんだけど、これの審査結果が最近出たようです。(リンク先中段参照)

と言っても一般の人にはわからないと思うので簡単に解説を…と思ったけど「」の中そのままですw環境省発注の仕事を受けることが出来るかの審査なんだけど、環境省以外の自治体の発注でもこれをそのまま適用するところが多いので、この審査に通るか通らないかは分析屋さんにとって死活問題なのです。

さて、ダイオキシン類の調査をする上で、もう一つ重要な資格というか認証制度があって「MLAP(えむらっぷ)」と呼ばれるものです。これは経産省系の独法が行っているちゃんとした認証制度であり事実上、この認証がないとダイオキシン類の調査測定は出来ません(というか調査結果が有効とみなされない)。

ここで一つの疑問が…制度としてはMLAPのほうが先に運用されており、環境省が後から出してきたのですが、実際のところ「MLAPだけでいいんじゃね?」と…実際、分析屋さんの多数意見だと思われます。

分析機器や手順書などを整えて審査申請を出すのは同じなんだけど、MLAPは審査員が来てくれて、こちらが揃えた書類に疑義が生じた場合は、その場でその都度聞いてきます。方や、環境省のほうは書類一式(段ボール4箱くらい)を郵送します。で、審査は向こうで勝手に行い、忘れたころに結果発表。で、落ちたとしても救済措置は一切なく、翌年の受付を待たねばならない…

独法のほうは相対でダメな点をその場で指摘して良い分析屋さんを育成しようという気概が感じられるんだけど、環境省のほうは疑義があれば単純に減点対象とされ、下手すりゃ書類の整え方が担当官の趣味じゃなきゃ落とされる危険もあるわけで…申請した分析屋のストレスとしては環境省の審査のほうが数倍高い。

なぜ、環境省がこんなハードル激上げをするのかを考えてみる。
もともと、公害問題ってのは産業側で対策するのがメインの考え方であり通産省の仕事だった。その頃は環境省は環境庁であり権限もかなり小さかったしな。しかも分析屋さん(計量証明事業)ってのは通産省所管の計量法に基づく業種だし「産業振興」の面で分析屋の育成ってのも含まれていたわけだ。

ところが、公害問題はある程度の落ち着きを見せるとともに「環境問題」という枠に組み込まれつつあったのと、環境省への格上げがあったのも勢いに乗せる大きな要因ともなった。後追いの環境省としても、いつまでも通産省、経産省に自分の庭先を握られてるのは面白くない…ということなんだろうな。「公害防止管理者」という国家試験があるけど、その合格証もかつては通産大臣名で発行されていたのが環境大臣連名となった。(いつのまにか産業環境管理協会という団体の会長名になってしまったけどw)

後追いが張り切り過ぎて周りが面倒くさいってのは世の中にたくさんあるけど、これもその一つだろうね(´・ω・`)
「規制緩和」と言われてるけど、警察と環境省だけは今後も次々と規制してくると思うよ('A`)
いつのまにか結構書いてたから明日にでも続きをかくね、ではノシ