気が付けば、もう金曜日の夜。一週間はあっという間に過ぎる。
11月と言えば、例年なら子どものコンサートでバタバタするのに。去年も今年もパンデミックで中止。子どものコンサート、地域の子どもと教会を繋ぐために、2007年に始めて、もう10年以上やってるのに、パンデミックでは難しい。忙しいけど、子ども達が頑張る姿が、嬉しくて、毎年楽しみだった。来年はできるかな。このコンサートは、私が前に住んでいた地域で行っていた。私がシングルマザーで大変だった時に支えてくれた、地域の人への恩返し。毎年20~25人の子どもが参加して、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、歌、トランペット、バグパイプなど、色んな楽器、色んな音楽を演奏してくれた。全員じゃないけど、私の生徒さん達も参加していた。中には、自分の番になったら、泣き出しちゃう子とかもいた(笑)。でも、人前で演奏する機会を子どもたちに与えるのは、大事なことだと思うから、パンデミックが終息したら、また続けたい。いわゆる上手な子、コンクールに出るような子は、それなりに人前で演奏する機会があるけど、そうじゃない子は?そんな疑問から始まった企画だから。落ちこぼれを作らないのが、英国の良さじゃないの?だから、子ども達に、平等に機会をあげようよ。
明日は、一番年上の生徒さんもいる。音大の先生が、彼にわかるように説明できないから、私がピアノを続けて教えることになった。もう彼が小学生の時から教えている。きっと、私達だけのコミュニケーションの方法があるんだろうね。
生徒さん、一人一人違うから。できることも違うし、理解力も違うし。わかる言葉も違うし。
理解力といえば、Theoryの生徒さんは、もっと大変。いわゆる、あんまり勉強しなくてもできちゃう天才型の子と、すごく頑張ってもあんまり理解できない子がいるから。
教えるという仕事は、私には大き過ぎる仕事なのかなあと思うことがしばしば。でも、習いたいとか、私じゃないとって言って戻ってくる生徒さんがいるくらいだから、なんとかなってるのかなあ。
でも、数学の宿題は、自分でやってほしい(笑) 私に聞かないで~(笑)