大学で、「教える」ということも勉強する。
もう、長い間ピアノを教えてきた私を、教えなくてはならない先生の方は、大変に違いない。
できるだけ口を閉じていようと思っていたのだけど、どうしても賛成できないこともある。
それは、教える時に使う言葉の表現であったり、練習時間であったり。
大学で教えている先生は、古いんじゃないかな・・・
子どもの教育で大事なことは、その子どもが自信をつけていくこと。自己肯定感を育てること。だから、教える側が、ポジティブな表現を使うのは、大事なことだと思う。なにかができたから褒めることも必要なのだけど、できなくても頑張ったことは褒める。
あとは、休むことの大切さを教えることも必要なんじゃないかな。
毎日練習、っていうのは、一昔前の教育。
心のケアを、ちゃんと自分でできるようになるというのは、大切なこと。
生きていれば、今できなくても、後でできるようになるかもしれない。心のケアをしないで命を絶ってしまったら、そこで終わってしまうから。
休みは必要です。
生徒さんには、もちろん、上手くなって欲しいけど、でも一番は、元気で成長してくれれば良い。
音大に行かなくても、コンクールに入賞しなくても、笑顔でいてくれれば良いです。
みんな頑張ってる。だから、それでいい。
頑張り過ぎて、大切なことを見失ってしまう方が怖い。
音楽は楽しいって、生徒さんが感じてくれれば、私の仕事は成功だと思う。
リコーダーは、まだまだいい音が出せないのに、生徒を教えるなんて早いんじゃないかなあって思うんだけど、教えることも課題だから、やらなくちゃいけない。
リコーダーを吹くのは楽しいって、生徒さんが思ってくれたら、それでいいんじゃないかな。
生きているといろいろある。生きているからいろいろある。
いろいろ思うところがあります。