最後の朝は穏やかだった。
いつものようにリクは眠っているようだった。
おはようとリクの顔を撫でる
今日でお別れだね。
お葬式まで、あと数時間。
リクをいつものように抱っこした。
冷たくなったリクを抱き締めて泣いた。
いつもと変わらないのに、軽かった。
昨夜、お腹の中のオシッコを出したから。
亡くなった後、オムツの中にオシッコしていた。
見ると、まだチョロチョロ出るので、お腹を静かに押してやると溜まっていたオシッコが全部出た。
ウンチも綺麗に取ってやる。
それだけでこんなに軽くなるのかと思った。
足の褥瘡も完治し、肩の褥瘡も完治し、腰の褥瘡も治って来ていたのに、何故死んでしまうの?
リクは生きると思っていた。
少なくとも今年中は居てくれるだろうと。
口の中も綺麗に治り、ご飯も毎日少しずつ増やし完食出来ていたのに。
頭もしっかりしていた。目も見えていた。
夜鳴きする事もなかった。
朝も起きると、ワンワンと教えてくれた。
なのに何故?
動物霊園に着くや否や雨がポツポツ。
リクを棺におさめる。
お花で飾り、お菓子や、リクが良く遊んだボールを入れてやる。
手紙も書いた。それも入れた。
手に数珠を持たせてやる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/68/f15b635f7d2c530b5ba5e5460aa44a48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5f/34eeac336681049ffcdf8ba9a776acb3.jpg)
お坊さんがお経を唱え、焼香する。
お葬式が終わると、リクとの最後のお別れだ。
顔を撫で、何回もありがとうと言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ca/c936f858551fa6443ec59f79ffe0d679.jpg)
リクが旅立った。
煙突から煙が上がり、ゴォ〜ッという音が。
天に帰るんだなと思った。
リクの骨は立派に残っていた。
尻尾の先までや足の指の小さな骨まで揃っていた。
歯も綺麗に残っていた。
焼き場の人が、年齢からしたら、綺麗に残っていてびっくりしましたと。
大抵、高齢になると骨がもろくて、全部残らないんだそうだ。
お骨入れも、足の骨はお箸で割ってもなかなか砕けないほど強かった。
骨つぼに入ったリクを持ったら、まだ温かく、少し焦げた匂いがした。
その場で初七日も済ませ、リクと家に帰ってきた。
誰も居ない家に帰るのは19年ぶりだ。
いつもなら、リクとメイが待っていてくれた。
こんなに寂しいものかと思った。
空を見ると凄く辛い。
この雲渡る青空の下に、もうリクもメイも存在しないんだ、もうこの世のどこにもいないのだと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/64/648295ad9142e959131c72d5f3b03c68.jpg)
リクの寝ていた場所は、まだこのままだ。
まだリクの匂いがする。
悲しいけど、リクがくれた時間を自分の為にこれから使おう。
私は前を向いて行く。
悲しむ為にリク達と出会ったのではない。
これから頑張って行く。
強い私になる。
リク、メイ、見ていてね。
いつものようにリクは眠っているようだった。
おはようとリクの顔を撫でる
今日でお別れだね。
お葬式まで、あと数時間。
リクをいつものように抱っこした。
冷たくなったリクを抱き締めて泣いた。
いつもと変わらないのに、軽かった。
昨夜、お腹の中のオシッコを出したから。
亡くなった後、オムツの中にオシッコしていた。
見ると、まだチョロチョロ出るので、お腹を静かに押してやると溜まっていたオシッコが全部出た。
ウンチも綺麗に取ってやる。
それだけでこんなに軽くなるのかと思った。
足の褥瘡も完治し、肩の褥瘡も完治し、腰の褥瘡も治って来ていたのに、何故死んでしまうの?
リクは生きると思っていた。
少なくとも今年中は居てくれるだろうと。
口の中も綺麗に治り、ご飯も毎日少しずつ増やし完食出来ていたのに。
頭もしっかりしていた。目も見えていた。
夜鳴きする事もなかった。
朝も起きると、ワンワンと教えてくれた。
なのに何故?
動物霊園に着くや否や雨がポツポツ。
リクを棺におさめる。
お花で飾り、お菓子や、リクが良く遊んだボールを入れてやる。
手紙も書いた。それも入れた。
手に数珠を持たせてやる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/68/f15b635f7d2c530b5ba5e5460aa44a48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5f/34eeac336681049ffcdf8ba9a776acb3.jpg)
お坊さんがお経を唱え、焼香する。
お葬式が終わると、リクとの最後のお別れだ。
顔を撫で、何回もありがとうと言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ca/c936f858551fa6443ec59f79ffe0d679.jpg)
リクが旅立った。
煙突から煙が上がり、ゴォ〜ッという音が。
天に帰るんだなと思った。
リクの骨は立派に残っていた。
尻尾の先までや足の指の小さな骨まで揃っていた。
歯も綺麗に残っていた。
焼き場の人が、年齢からしたら、綺麗に残っていてびっくりしましたと。
大抵、高齢になると骨がもろくて、全部残らないんだそうだ。
お骨入れも、足の骨はお箸で割ってもなかなか砕けないほど強かった。
骨つぼに入ったリクを持ったら、まだ温かく、少し焦げた匂いがした。
その場で初七日も済ませ、リクと家に帰ってきた。
誰も居ない家に帰るのは19年ぶりだ。
いつもなら、リクとメイが待っていてくれた。
こんなに寂しいものかと思った。
空を見ると凄く辛い。
この雲渡る青空の下に、もうリクもメイも存在しないんだ、もうこの世のどこにもいないのだと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/64/648295ad9142e959131c72d5f3b03c68.jpg)
リクの寝ていた場所は、まだこのままだ。
まだリクの匂いがする。
悲しいけど、リクがくれた時間を自分の為にこれから使おう。
私は前を向いて行く。
悲しむ為にリク達と出会ったのではない。
これから頑張って行く。
強い私になる。
リク、メイ、見ていてね。
幸せだったと思います。
我が家にも、ワンコ1匹、高齢ニャンコ2匹。
大切な宝物、わたしを、支えてくれています。
大切な大切な家族。
天国で、いつも見ていてくれると思います。
、、、、わたしのブログ(お絵かき)に、イイネ、ありがとうございました。
暖かいコメントをありがとうございます。
リクも喜んでいると思います。
大切な家族は、1匹が欠けてもつらいです。
励ましの言葉をいただく度に、頑張る勇気をいただいています。ありがとうございます。
ワンコちゃんとニャンコちゃん、大切になさって下さい。応援しています。
そして、とっても素敵な絵をお描きになるんですね。
いっぺんにファンになってしまいました。
心がほのぼのとしました。