梅雨明けを思わせるような、炎天下が続いております。
お教室では、課題の最後に色紙にお清書をしています。
色紙もよいのですが、
6月~8月のお清書に、
団扇を取り入れてみました。
先日のお教室では、
生徒さんの素敵な思い付きで、
涼扇も取り入れる事にしました。
扇面は、今までの四角い紙とは違って
紙面がまるく曲がっていますので、
構図については、これまで以上に敏感になりました。
緊張もしたと思いますが、
とうとう、松の扇が描きあがりました。
お扇子の骨もあったのですが、
落款もうまく押せて、ラッキーな事でした。
他の生徒さんも、ぞくぞくと後に続いて
扇面にお清書をし、
まあ、出来映えは満足したのかどうか分かりませんが、
さっそく拡げて、パタパタと
あおぎながら 帰宅されていました。
何でも挑戦するのは 素晴らしい事で、
ご本人はきっと知らないでしょうが、
私にはキラキラっと 輝いて見えました。
夏の一歩手前の、あるお稽古の日でした。
琳派墨絵クラブ