琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

あじさいの墨絵、はがき絵

2019年06月26日 | 教室案内

 

季節柄、やはり「紫陽花」(あじさい)の絵を

お稽古をする機会が多くなりました。

 

水墨画で、着彩を加えながら描くのは

とても楽しいものです。

着彩をする時は、わざと塗りのこしの白い部分をつくり、

あっさりとした印象に色を置きます。

 

筆先につぎつぎと色を付けたしていき、

その時だけの色合いで、完成作品を仕上げていきます。

一期一会、という感じのする、紫陽花の着彩手法です。

 

お稽古中の紫陽花。

淡い色合いのほうが、涼しげに見える。

 

 

はがき絵のクラスから。

全体的に、赤味がかかった花の色になりました。

密集した花のかんじがよく出ています。

すっきりモダンにも見える、古典的な描き方を大胆に試してみました。

 

琳派墨絵クラブ



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