仲村トオルと池田成志という大好きな俳優がこのちっちゃい劇場で!しかも脚本・演出は前川知大!というのに惹かれて行ったのですが、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品を下地にしているということで、怪談・ホラー嫌いな私は始まる前からビクビク。
声を上げそうになるくらいドッキリしたシーンが一つありましたが(『破られた約束』のお話のくだり。近くで見ていたのに気付かなかったぁ。恐かったぁ。前列の女性は叫んでましたね。(^^;)、軒並み大丈夫。成志サン&小松和重の顔芸(?)には笑った笑った。
刑事二人と小説家が元お寺の温泉宿で知り合い、奇怪な話(小泉八雲の話5編)を語り合いつつ、彼らの関係する事件の話(前川さんオリジナル)が絡んで進むストーリー小泉八雲の話の部分は数名の役者が語り手役と登場人物役を入れ代わり立ち代わり演じていて、目まぐるしいのかと思いきや、そうでもなく、自然な転換が不思議と心地良かったです。試みとしてもとても面白い舞台でした。
前川さんのオリジナルストーリー部分も相変わらず感嘆する出来。彼のホームグラウンドのイキウメ、早く観てみたいものです。あ、もちろん彼の次の舞台、『狭き門より入れ』もめっちゃタノシミにしてます。
それにしても、今回のトオルさんの髪、長めでちょっと鬱陶しくて…ザンネンでした。
★★本日のロビー★★
ロビーでトオルさん直筆サイン入りのDVD『抜け穴の会議室』が売ってました。かなり魅力的で悩んでしまいましたが、何とか我慢しましたわ。(^^
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