ちょっとばかし個性的なジャズマンが鮮やかに謎を解く短編集、田中啓文さんの『落下する緑』を読みました。詳しくは無いですが、ジャズを聴くのは嫌いではないので、全編楽しく読めました。各編でフューチャーされる楽器が違いますし、ジャズ界の裏側みたいなものも見えて面白いなぁ…と感心しきり。合間合間に田中さんのおすすめレコードコラムが付いているのも楽しかったです。うーん、久しぶりに手持ちのジャズCDが聴きたくなってきた~っ。 落下する緑 (創元推理文庫 M た 6-1 永見緋太郎の事件簿)田中 啓文東京創元社このアイテムの詳細を見る