美味!な日々

今野敏:朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕

今野敏さんの警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ2作目『朱夏』を読了しました。読み始めたら前作と同じくらい面白くて、通勤中だけでなく、家の中でも居間でお風呂で…と一気に読んでしまいました。

今作では樋口の妻が誘拐されてしまいます。突如姿を消した妻を追って樋口が(前作でいい味出してた)氏家とコンビを組んで個人的に捜索し、犯人を追い詰めていくというストーリーです。やっぱり樋口の家族のシーンはそんな描写ではないのになぜかすごいほっとします。べたべたなアットホームというわけではなく、付かず離れず、でもお互いを尊敬し、尊重し合い…というのが伝わってくるからかもしれません。

ミステリーを読みなれた人ならはっきり言って始めの数ページを読んだだけで犯人がわかってしまいます。ただ、その樋口がたどりつき、追い詰めていく過程が面白くて、ページをめくる手が止まりませんでした。

朱夏 (新潮文庫―警視庁強行犯係・樋口顕 (こ-42-2))
今野 敏
新潮社

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朱夏
今野 敏
幻冬舎

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