青山劇場で『戯伝写楽』を観て来ました。
中島かずき氏の作品が同じ時期に2本掛かっているなんて、
なかなか貴重だな~なんて思いながらの観劇。
同じ作者でもいろんな意味で新感線とは対照的でした。
例えば音楽。同じ生バンドでも、
あちらはほぼヘビメタ、こちらはほぼフュージョン。
パット・メセニーを思い起こさせる耳に心地良い音楽でしたが、
フュージョンなんて、ミュージカルとしては新しすぎだろ!?と
ちょいと驚きました。。。
ストーリーも音楽も良かったのですが、
キャストとのバランスが微妙に悪くて…ホント惜しかったです。
ソニンは頑張っていましたが、どうにも花魁には見えず…
小西遼生は相変わらず歌が細すぎっ。バンドに負けまくってました。
そしてそして大和悠河…たぶんですが、宝塚の男役では
歌ったことのない高いキーばかりだったんでしょう。。。
お勉強し直して来て下さいって感じでした。
絵にとり付かれた感じは非常によく出ていたのですが、
主演なのにセリフと歌があれじゃあね…残念っす。今後に期待っす。
もちろん橋本さとし、山路和弘の両氏は
文句無しで素晴らしかったですし、
葛山信吾や岸祐二も安定してました。
その中でも今作では東山義久が光ってましたね~。
歌もなかなかイケてましたし、
『王様とおばさん』同様きれいな顔で関西弁というギャップが堪らないです♪♪
(あんなに舞台栄えするイケメンなのに、
いつも写真写りが悪くて損している感じで可哀相っす。。。)
というわけで、何年後かに再演でもしたらいかがでしょう?って感じです。
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