久しぶりのシアタークリエ。『ナイスガイinニューヨーク』を観て来ました。
毎回福田雄一のミュージカル愛は、 ものすごく伝わってくる。今作もしかり(ミュージカルではないけどね)。
脚本もそれなりに面白くて笑えました。けど何かいまひとつ足りないというか、空気がしらけているというか…。
今回観ていて、内輪受け感が勝ってるからかもな、と気づきました。
井上芳雄が歌うシナトラもいいし、他のキャストも皆さん魅力的。
ジャズバンドもすごくいい。
高橋克実の場を盛り上げるというか空気を変えるワザはさすがだし、愛原実花の振り切った演技もとても良かった。
愛原さんはつかこうへいさんの娘さんとしてしか知らなかったのですが、
さすが元宝塚娘役トップ、気になる俳優さんの一人になりました。
内輪受けって、はまる人にははまるのでマイナスばかりでは無いけど、
観る人を少し選んでしまうのかな…と思うともったいない気もします。
ちなみに福田雄一のミュージカル関係の作品で現時点でのマイベストワンは『タイトル・オブ・ショウ』かな。
それにしてもシナトラ、何故原曲の英語のまま歌うことにしたのだろう。。。字幕くらい欲しかったなぁ。
今回の客席、前方の席にスーツじゃない(=どう見ても関係者ではない)不思議なおじさん三人組が居たりと、
おじさん世代が客席に何か多いなぁ、と思っていたら、真子ちゃんファンでした。
変わらぬ人気、スゴイです。石野真子、変わらぬ可愛さでした。
後藤ひろひと作品でお馴染み(?笑)の真子ちゃんソロが無いのがめちゃめちゃ残念でした。
ニール・サイモン作品にヤクルトぶっこむくらいなら、真子ちゃんソロもぶっこめばいいのに。
客席に来年の『陥没』絡みでしょうか、小池栄子さんをお見かけしました。(『陥没』楽しみすぎる…。)
|
シナトラ、ザ・ベスト! |
Warner Music Japan =music= |
Warner Music Japan =music= |