本作は短編集ではあるのですが、、、、少々凝った構成になっていて、美少女代理探偵の根津愛が書くエッセイの中で事件が読者への挑戦状といった形で紹介され、そのエッセイのあとがきをやはり名探偵の愛ちゃんの父親が書いている…という作りになっています。
各短編の多くはカレーや納豆やコロッケといった身近な食べ物が中心となっているお話で、これはとても面白かったです。ただ、愛ちゃんのエッセイ部分がね、、、、何だかとても邪魔に感じられました。
カレーライスは知っていた (光文社文庫) 愛川 晶 光文社 このアイテムの詳細を見る |