美味!な日々

2020年2月の観劇録(その2)

2月後半は日比谷と赤坂にて。

グッドバイ@シアタークリエ
KERAさん作品の中でも私の大好きな作品「グッドバイ」を生瀬さんがどう料理するのか超楽しみでした。
→結果、とても楽しく拝見しました!鮮やかであでやかで賑やかな「グッドバイ」でした。

まず、全体的にかなりカラフルで鮮やか。女性陣の衣装は鮮やかなものが多めでしたし、
LEDガラスパネルだと思うのですが、場面ごとに様々な色に変化するパネルがとてもきれい。
(そういや、ナイトクラブ的な場面で、女性3人が着ていた「豆腐」とい文字がデザインされた着物もユニークだったけど、
あれは何か意味があったのだろうか…。)
また、初演で池谷のぶえさんが演じた子供役は他の役者がそうそう演じられるものではないと思っていましたが、
さすが生瀬さん、そう来ましたか!の双子にアレンジしてちゃんと成立させていました。
初演での小野寺修二氏振付のダンスの代わりか、はたまた歌える役者が揃っているせいか、
歌もあり、バイオリン生演奏も付いていて、楽しかったなぁ。
そしてそして、KERAさん作品ではお馴染みの、プロジェクションマッピング&役者でキャスト紹介するあのオープニングも
しっかりプロジェクションマッピング無しで再現しており、パロディというかオマージュというか、ほほぉと感心。
で、肝心の中身ですが、最終的には恋愛ものなので、
ラストの藤木直人&ソニンのシーンは観ている方が気恥ずかしくなる感じで…ほかの役者陣のセリフ通り、ヒューヒューものでした。(笑)
初演の「グッドバイ」もBSで録画したやつを見直さなくては。ついでに映画版も観なくては。

天保十二年のシェイクスピア@日生劇場
今やテレビで見ない日は無い高橋一生くんの数年ぶりの舞台!です。
これを逃したらまた当分舞台ではみられないだろうと思い、気合だけは十分に。
本作は、井上ひさし作品で、こまつ座系では無くて、良くコクーンで蜷川さんが演出していた系の方。
なので、祝祭音楽劇と銘打たれていて楽しい反面、主要キャラ、ほぼ全員殺されたり、自害したり。。。
と内容的には報われないお芝居ですが、
高橋一生くん、木場勝己さん、梅沢昌代さん、辻萬長さんらの演技は観る価値十分。
シェイクスピアの全作品が何らかの形で織り込まれていて、わかると嬉しくなり、思わずニンマリしちゃうという楽しみもありました。
キャストにもうすぐトニーを演じる浦井君がいる中でのメイン曲の一節「ツーナイト、ツーナイト」には笑ったなぁ。

<追記>2020.07
高橋一生好きが高じてか、この舞台は結局4回も観劇。(既に凄い遠い昔のよう。)
コロナ渦に巻き込まれて急遽の千秋楽での座長挨拶をHPで見て涙し、そのままDVDを予約しちゃいました。

偽義経冥界歌@赤坂ACTシアター
コロナ禍、滑り込みセーフ的に1回だけ観劇できました。
3月確保していたチケットの日程は全て中止…切なかった。
なので、しばらく書く気も起きなかったけど、やっぱり備忘に書いとかねばと。

これぞ、ザ・新感線!!せっせと通った豊洲のグルグルも良かったけど、やっぱりこれこれ~っ!ってテンションが上がる演目。
記者会見記事で昨年のツアーとは少し変更していると言っていたし、藤原さくらも歌が増えたと言っていたので、昨年大阪と金沢で観た公演を最大限思い出しながら観たけど、思い出せる部分もわずかゆえ、ほぼわからず。苦笑
東京公演から参加の三宅弘城さんは予想通り山内さんとの「朝が来た」番頭コンビが最高っ!でした。(昨年のじゅんさんももちろん最高でしたよ。)
この日は藤原さくらの声がつぶれていたのが少し残念でしたが、生田斗真座長はじめとする安定の面白さとエンターテイメントっぷりに、3月の観劇も楽しみに劇場を後にしたのですが…。もう2回、観たかった…。はぁ。

そういえば、赤坂ACTシアターは来年だか再来年だかに何かの専用劇場になってしまうと聞きました。
こけら落としの「トゥーランドット」から色々なお芝居を観させてもらっていたから、行けなくなるのは残念すぎる。。。

 

 

 

 

 

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