美味!な日々

2022年1月の観劇録

Murder For Two@シアターコクーン
今年最初の観劇は、シアターコクーンでの坂本昌行&海宝直人の二人ミュージカル。これも日本初演を観たかったのにチケット取れなかったヤツで、念願の観劇。

二人きりで十数人の演じ分け+ピアノ生演奏は大変そう過ぎて演者はブラボー!あと、ちゃんと作品としても面白かったのですが、坂本昌行の演じ分けが目まぐるしすぎて、せわしなくて、着いていくのが大変過ぎて。。。いやぁ、疲れた、疲れた。そのせいかミュージカルなのに歌があまり楽しめなかった気がします。
それにしても、コクーンでは凄く久しぶりの中二階バルコニー席。しっかり見切れ席でしたね。ちゃんと『注釈付席』『見切れ席』として売っていたなら納得だけど、通常S席として購入しただけに、そして当たって喜んだだけに、やはり大手プレイガイドの通常抽選は申し込むもんじゃないな…と再認識した年明けでした。苦笑

ミネオラ・ツインズ〜六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ〜@スパイラルホール
90分と短いお芝居。出演者もステージング(転換)担当の2名(KERAさん作品でもお馴染みの方達で何だか嬉しかったです。)含めても5人とコンパクト。タイトルに「コメディ」とあるけど、シニカルでブラック寄りのコメディという感じ。

スパイラルホールでお芝居を観るのは初体験。それだけで何となくウキウキしちゃいました。タイトル通りウィッグ使用必須など、上演するのに決まり事が多くてクセ強めの作品らしいですが、藤田俊太郎氏がうまく調理(演出)したと思われます。八嶋さんのメインの二役とも「14歳」という設定なのが異様に面白かったですし、キョンキョンは男役でも女役でも衣装も別に普通なのに、最初から最後まで何故だかとても色っぽく感じました。大原櫻子ちゃんの双子二役の演技はまるで櫻子ちゃんのライブでも観ているかのような印象。ライブ終わりの疾走感的なものを感じました。

リトルプリンス@シアタークリエ

『星の王子様』のミュージカル。加藤梨里香王子バージョンを拝見。さすが音楽座オリジナルミュージカル、初めて見た作品でしたが、とても素敵なミュージカルでした。
加藤梨里香王子も井上芳雄の二役も花總まりの花もとても良かったです。そして、何といっても『イン・ザ・ハイツ』初演のグラフィティ役がとても印象的だった大野幸人のヘビが素晴らしくヘビで驚愕。後ろ向きで小さな穴にシュッて入っていくところなんぞ、凄すぎて口あんぐりでした。

INTO THE WOODS@日生劇場
正統派ミュージカルじゃない感じが逆に楽しいミュージカルでした。わざと歌ウマじゃない演者入れたよね、と思うくらい出演者もバラエティに富んでいて、しかもやけに豪華。羽野晶紀はちゃんと赤ずきんに見えるということがスゴイと思いましたし、渡辺大知君の歌声は相変わらず優しくて癒され、宝塚OGの方々の技術力の高さに改めて感心。廣瀬くんと渡辺くんの王子兄弟、歌がとーってもうまいのに歌詞がしょうもなくて…そのギャップがとても面白くて笑ったなぁ。翻訳脚本の関西弁を使っていたり、言葉遊び的な言い間違いの言葉の選び方も面白かったです。


 
 
 
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