宮本亜門演出ということで何となく派手なイメージをもっていたのですが、舞台上はちょっとした丘があるだけと地味目。と思いきや、都度都度出てくる舞台装置がかなり大掛かり。上手く書き表せないのですが、2階建ての舞台装置で細い引戸たくさん付いていて、一部の引戸を開けて飛行機に見なしたり、事務所になったり、通路になったりするという面白い舞台装置でした。終盤、引戸の一部が壊れてしまったのにはびっくりしましたけど(笑)。あれはちゃんと直ったのかしら…。ゴンドラも上手く着地できずに斜めになってしまい、かなりハラハラしました。乗っていた城田クン達もびっくりしたろうなぁ。と、、、、プレビューならでは(?)のアクシデントも色々ありましたが、ミュージカル自体は普通に楽しめました♪♪
主役はアメリア・エアハート演じる天海祐希、ライト兄弟を演じる池田成志と橋本じゅん、リンドバーグを演じる城田優の4人。高音が多い歌ばかりで、天海祐希の歌声は…やっぱり高音は苦手なのかなという印象でした。4人の中で一番安定した歌声を聞かせてくれたのは城田クンでしたね。橋本さんは失礼ながら意外にも美声。ミュージカルもいけてますね~。ライト兄弟のお二人と言えばこの夏に見た『犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート』をどうしても思い出してしまうのですが、やはりあれほどのはじけっぷりはなりを潜めていて、その大人しさに最初は少々物足りなさを感じてしまいました。が、休憩後の2幕では彼らのコメディアンっぷりがちょこちょこ顔を出していて、思わずニヤニヤ。
それにしても、狂言回し的な役割を担っていたラサール石井さんにはミュージカルと言えども無理に歌わせなくても良かったのでは?と思わせてしまうくらいの歌で、、、何ともコメントのしようのない完成度の低さ。あれでいいのか?
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