美味！な日々

2025年1月の観劇録(その2)

舞台

2025-02-25 01:00:57

SIX 来日版＠EX THEATER ROPPONGI
何年か前のトニー賞授賞式でのパフォーマンスをWOWOWで見た時から、日本で演ったら絶対観る！と決めていた作品。日本キャスト版まであるとは思ってなかったけど、やっば、来日版も拝見しなくては〜といそいそとしばらくぶりのEX THEATER ROPPONGIへ。先ず導線にびっくり。1階前方席が地下3階なのに混雑緩和のためとか言って階段で2階(といっても天井高なのでかなりの段数)に昇らせてからの入場…せめて奥にあるエスカレーター使わせてくれ…と思ってしまいます。
それはさておき、作品自体はもぉ、予想通りの最高の最高！でした。初見なので、字幕もしっかり見たいので、かなり目が忙しかったけど、会場の雰囲気含めて幸せ空間。80分のノンストップショーはあっという間。いやいや、これは日本版も期待大だぞ、と思いながらウキウキで帰途につきました。

ラブ・ネバー・ダイ＠日生劇場
ストーリーが暗いので、どうしようかと迷いつつ、橋本さとしさん初挑戦のファントムが観たい！と思い、チケット入手。
客席上にせり出した舞台装置が圧巻というか少々怖かったけど、迫力満点でした。前回の公演でも思ったけど、歌難しいのばっかりだよなぁ。繰り返し歌われる節！レミゼの楽曲の節と一緒かも〜と気づいてからは気になってしょうがなかった(笑)。出演者達も結構被ってるなぁと思いながら歌っていたら面白いのだけど。。。
あーやの歌と、さとしさんファントム、素晴らしかったです。サーカスチーム、辰巳氏はすぐにわかったけど、加藤潤一くんは声聞かないと誰かわからず(笑)。サーカスシーン観てたら、『ピピン』がまた観たくなってしまったなぁ。

消失＠紀伊國屋サザンシアター
キャストや演出が違ってもやっぱり面白かったです。さすがKERA作品。前回のKERAさん演出版を観たはずなのに、あらすじ読んでも全然思い出せず…で劇場に向かったのですが、実際に観ていたら、うっすら思い出してきて、あーそうそう的な場面/セリフが沢山でした。今回の観劇で、あー、この作品もある種のディストピア物で、『骨と軽蔑』に繋がっている感じがする作品だなぁと思いました。
藤井隆＆入野自由の兄弟と坪倉氏、巧い。佐藤仁美ちゃんと猫背さんはとてもチャーミング。岡本圭人くんは舞台経験を積んだ成果か、もの凄く巧くなっていてびっくりしました。いい舞台俳優になった。うん。