美味!な日々

古き良きサスペンス(舞台:罠)

フランスのヒッチコックと言われているという劇作家ロベール・トマの『』の舞台を観て来ました。題名通りの罠がめぐらされており、ラストにどんでん返しが待ち構えているサスペンスでした。というわけで、筋は一切明かせませんが、ストーリーとしてはそこそこ面白かったです。

池畑慎之介は案の定女性役。身体の線がよくわかる衣装とヘアスタイル、そしてくるくる変わる表情で目を楽しませてくれました。上條恒彦川崎麻世はセリフを噛み噛みなのがちょっと気になりましたね。田口守杜けあきコミカル演技は舞台にメリハリを与えてくれていて良かったです。

前半、川崎麻世演じる青年がノイローゼ一歩手前まで追い込まれるという状況はわかるのですが、5分話しが進む度に青年がヒステリックに騒ぎ出すパターンの繰り返しでちょっと辟易。観客も飽きてきたのか推理劇なのに寝てしまう人がチラホラ。私の左右もばっちり寝てました(隣のオバ様、寝るのは勝手ですが、いびきは困るわ…泣)。
休憩後の後半は杜けあき演じる看護婦が登場する辺りからテンポが出てきてグンと良くなりました。

ほぼベテラン俳優陣のみで演じている古き良き風(ふう)のサスペンス劇、安心してゆったり見ることができました。

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8人の女たち (BOOK PLUS)
佐野 晶,フランソワ オゾン,ロベール トマ,マリナ デ・ヴァン
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