ハート ハッピー

幸せを感じた毎日を 残したい

ツバメ

2015-06-10 22:34:45 | 日記
昼下がり、家の近くを歩いていたら 足元に黒い小さな物体があった。
よく見ると、どうも ツバメの子のようだ。
巣から 落ちたんだね。
羽がまだ短くて 飛べない。
親ツバメが心配して 飛びながら 声をかけている。
どうしよう、ほうってはおけない。
車にひかれるかもしれない
気付かない人に 踏まれるかもしれない
どこに 巣があるのか…。

住宅街の片隅で、途方に暮れていたら、
近所の女性が帰ってきた。
私を見て、「どうしたの?」
子ツバメを見て、「あら、大変!」
「近所の家のガレージの内側にある巣から落ちたのね」
「私、家に脚立あるから 取ってくるわ」
ガレージの天井の内側に作った巣は 外からは見えない。
そこの住人はお留守で、勝手に入らせてもらい、下から見上げると、
なるほど、小さな巣に2羽の太った子ツバメが 狭そうに見下ろしていた。
そろそろ、飛ぶ準備をする頃合いなんだろうな。

そんなことをしている間に、落ちた子ツバメは移動して とめてあった車の下へ。
「私 アミも持ってるのよ!」
でも、女性はツバメを触れないらしく、
代わりに私が そのアミを使って、こわごわ なんとか 車の下から保護できた。
後は この子ツバメを巣に帰すだけ。
ここで、問題が発生した。
私もその女性も 背が低くて 脚立に乗っても 巣に届かないのだった。
「背の高い人、いないかな…」

そこへやって来たのが、
買い物へ行こうと自転車で通りがかった 近所の奥さん。
この人、背が高かった!
慌てて 呼び止めて、半ば強引に脚立に乗ってもらい
子ツバメは巣にかえった。

気づくと、心配して?見に来てる人もいて、
皆 笑顔で喜んでいた。

なんて、幸運な子ツバメだろう!✨
なんて、人のいい 女性達!✨

この町の片隅の 人々の思いやりと優しさ この幸せがいっぱいつまった
あったかい エネルギーが大きく 世界中を幸せにしますように!

今日も 幸せを感じる人が 沢山 いますように!

ステキなご近所さんに 恵まれて 私も幸せです💖。