先月末に秋田に行ってきたばかりなのに、先週末は山形に行ってきました。
祖母の弟にあたる大叔父さんが亡くなられ、母親と一緒に葬儀に出席です。
先月上旬に「オジサンあぶないみたい、心臓が止まったらしい」との連絡があったので、こりゃあ時間の問題と思って心の準備だけはしていました。
このひと月あまり病床の様子を伝える連絡が途絶え、持ち直したと思っていたのですが・・
鉄工所を経営して、いつも真っ黒になってよく働く屈強なオジサンでした。
筋肉はいつも隆々として、小柄だったけどパワフルなヒトでしたね。
土日の葬儀でしたので、出棺や炉前、骨揚げに菩提寺方丈さんの読経が適わず、私が代理で勤めさせていただきました。
短いお経でしたが、少しだけでも恩返しができたような気がします。お世話になりました、ありがとうございました。
亡くなった父に代わって葬儀に参列したり、諸行事に呼ばれたりすることが多くなりました。
もっとも、普段は横浜にいますので実際のお参りは母と妹に任せることが多いのです・・・都合のつくときしか行けませんので仕方ないのですけどね。
ですが、行けば知った顔が沢山いますからけっこう楽しい時間を過ごすこともできます。
年配の親戚に話を聞いていると、幼い時には気づかなかった様々な事柄におどろき、感嘆し、へぇ~の連続であります。
親戚のつながりを確認をさせていただいたり、最近お嫁さんにきた人を紹介していただいたり。
横浜に来て21年。義父が亡くなって20年。父が亡くなって10年。
早いものです。
山形にかえると、普段は思わないいろんなことを考えたりするようになりました。
本棚の古い本やレコードに父の面影を見たり、古い書類の片付けの最中に祖父の匂いや入れ墨の色を思い出したり。
近所に住む方たちも、高齢で施設に入ったり亡くなったりする方が増えてきました。
入れ代わり立ち代わり、やってきては庫裡でお茶を飲むおばあちゃんたちも、いなくなったり会うたびに小さくなったりしていきます。
そんな信徒さんから野菜や果物をお土産に持たされるのも、今のうちだけかもしれません。
あと10年もしたら、間違いなく、大きく様子が変わるんだろうな。
小学校の校庭で遊ぶ子供たちの数も、年々少なくなっているようだし・・・・
空き家になってしまった大きなお屋敷も増えたし・・・自分とこもそうならないとは限らない、というか、なりつつあるこの現実。
母の干す柿にさす日の薄さかな by rinshou
ぼやぼやしてたらあっという間に還暦になっちゃう。
手遅れにならないうちに、精進しなきゃ。
サクランボのハウスの向こうには、雪をいただいた朝日連峰。寒い寒い冬はもうすぐそこです。
で、こんな時にしか行けないので、親子して町営のひなの湯温泉へ。お一人様250円。
お寿司でも行こうか、と思ったけどお店が開いてない(河北町は夜8時過ぎると、飲み屋さん以外ほとんどの飲食店が閉まるのよ・・)
結局コンビニでビール買って親子でお疲れさん会。
翌日は妹も合流し、大石田の「まんきち」に出かけておそば食べてきました。新そば、いいです。旨いです。
鶏板、鴨板、もりの三種類のそば。ゲソ天、季節の天ぷら。
こんなに量が多いとは思わなかった・・・というか、私の胃袋小さくなったか・・・。
しかし、「千本だんご」が近くなので、帰りにアンコとズンダのだんごを二本も食べてしまった・・・ダメよねェ(´・ω・`)
写真は私の実家の佛性寺と、目の前の西里小学校。
横浜も紅葉がすすみました。
今日はここまで。
マル源ショップ、廃屋になっちゃった感じ・・・つらいな。
家の中から木が生えてるんだもの・・・。
次回帰ったときは、もう少しいろんなところ写してにみよう。
あっちゃんも写真部はいらない?
大石田のお蕎麦屋さんにも出かける機会がすっかり無くなりました。
野田の伊勢そばの極太そばも忘れられない味ですね!