三峰神社の遥拝殿
10月の倫勝寺 行持日程
坐 禅 会 ( 於 本 堂 )
8日(火)夜坐 夜7時より9時
15日(火)夜坐 夜7時より9時
20日(日)暁天 朝7時より8時
写 経 会 ( 於二階和室 )
25日(金)午前10時開席・午後2時読経
◎秋の奥秩父を巡る倫勝寺参拝旅行 参加者募集中!
開催日:11月18~19日(一泊二日) 詳しくは住職または合掌の郷管理事務所まで
倫勝寺住職 馬場義実 合掌
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先日、秩父まで参拝旅行の下見に行ってきました。
お寺の旅行は参加者の年齢がけっこう高いので、参拝する寺院や宿泊所、観光施設の階段や設備を事前に確認しておかないと、
思わぬところで転んで怪我をしたり、足が痛くて御参りに行けない、ということにもなりかねないのです。
せっかくみんなで行くのですから、最後まで楽しくすごしたいもの。そのためにも、実際に自分の足で歩いてみる下見は欠かせません。
今回の団体参拝旅行のコースはバスで巡ります。
初日
7時:倫勝寺出発→東京駅→首都高速道路・・関越道花園インター→秩父34か所・第一番:四萬部寺→第八番:西善寺
→武蔵屋本店(秩父そば)→秩父神社→まつり会館→酒づくりの森(秩父錦酒蔵)→ミューズパーク・・第23番:音楽寺
→西谷津温泉:宿泊・宮本の湯
2日目
西谷津温泉:宿泊・宮本の湯→三峰神社→サルベージ(秩父野菜のイタリアン)→地場産センター→長瀞ライン下り(親鼻橋から岩畳)→
宝登山神社(宝登山ロープウエイ)→東京駅→倫勝寺(19時頃)
子供たちを学校に送り出した後、小寺族さん(ウチの奥さま)と乗用車で秩父に出発です。
コース通りに行けばよいのですが、出発がラッシュの時間帯になりましたので、
今回の下見は東名の海老名から圏央道で愛川へ、そこヵら一般道を走って高尾に行き、再度高速にのるというルートでいきました。
花園インターで高速を降りて一般道へ。のんびりした田舎の景色が広がります。山形の最上33観音と同じような風景です。
秩父第一番の四万部寺さまは倫勝寺と同じ曹洞宗のお寺さん。
第一番、ということでお寺の売店にはおいずりや金剛杖など巡礼の道具が全部揃っていました。
もし納経帖を忘れた人がいたら、ここで求めればよし、ですね。
本堂の外欄間には地獄極楽の彫り物があります。長年の風雨に色褪せ、すり減った欄間ですが、なかなか素晴らしい作りです。
参拝団揃って般若心経を挙げさせていただくのは、屋内かな、それとも外かな、などと考えながらお堂を一周します。
御参りを終えて今度は第8番の西善寺様へ。
バスが入るにはちょっと細い道筋。刈り入れが済んだ田んぼの畦でコスモスが風に揺れています。
西善寺さまの駐車場から見上げる武甲山は、雲がかかってその全容を見ることができませんでした。
西善寺さまは臨済宗のお寺さん。コミネモミジで有名なお寺です。
駐車場に車を入れて小ぶりの山門をくぐると、巨大なモミジがお寺の前庭一面に枝を伸ばしていました。
樹齢600年ともいわれる巨大なモミジ。圧巻です。
紅葉したらこの前庭はいったいどんな彩りになるのでしょう!きっと、極楽浄土さながらの絢爛な風景が広がるに違いありません。
お参りを終えて市内に戻り、昼食場所の確認をします。
予定している昼食、初日は秩父のそば。
秩父は蕎麦の産地でもあり、街中を走っているとあちらこちらに「手打ちそば」の看板を見かけます。
30人の団体を受け入れられる場所を探して見つかったのが「武蔵屋本店」さん。そば粉の製造元でもあります。
汁もそばも、どちらかといえば色白美人の都会の蕎麦っぽい感じ。
こぎれいな店内は庭を望むカウンターもあり、なかなか素敵です。
訪れる時期はちょうど新蕎麦の時期でもありますので、美味しい蕎麦が頂けるかも。
でも、ちょっと量が少ないかなあ・・・蕎麦喰いの人には物足りないかもしれませんね。
武蔵屋さんを出て2日目のお昼、秩父野菜のイタリアンを謳うサルベージさんの場所を確認。
農作業と仕込みのため貸し切り以外のランチはお休み、とのことです。残念ながら味見、というわけにはいきませんでした。
「農作業のため」というところに気をひかれますね、期待しましょう。
で、そのまま車中から秩父神社の前を通りミューズパークと言う音楽堂のある森の公園をぬけて、丘の上にある第23番・音楽寺様へ。
明治17年の秩父事件の際、この音楽寺に集合し、梵鐘を乱打して街になだれ込んだといいます。
また、音楽寺という名前から、ヒット祈願で訪れる歌手の方も多いようです。
ちょっと階段が多いので高齢の方には厳しいかもしれませんが、高台にあるので秩父市内の眺望は抜群です。
音楽寺様から市内へ戻り、今度は三峰神社に出かけます。市内から30キロ超の道のり。約1時間です。
旅行当日は朝8時半過ぎに旅館を出発しますので、あまり道が混雑しないうちに神社まで着くことができそうです。
紅葉の最盛期ですので、三峰山はもちろん、道中の紅葉も充分楽しめるでしょう。
三峰神社では駐車場から神社本殿まで約500メートルの距離があります。
緩やかな登り道ですが、参拝ではそこだけがちょっと心配ですね。雨が降らなければよいのですが。
下見にいった当日は深い霧に包まれていた三峰神社。
幻想的な老杉の林が醸し出す雰囲気とその中に鎮座する本殿の重厚さは、まさにパワースポット。
樹齢700年ともいわれる杉の大木に手を触れて願をかけるのも、今に始まった事ではないのでしょうね。そんな風に思わせるほどの厳かさ、神聖さを感じます。
三峰神社で1時間余りを過ごして秩父市内に帰りついたのは夕方5時過ぎ。
長瀞の船下りとロープウエイの下見は別の機会に譲ることにして、帰途に就きました。
さて、今回の団体参拝は「秩父案内人」という、地元の観光ガイドの方が一緒に道中を廻ってくださいます。
懇切なガイドをして下さるようですので、札所や神社の予備知識無しでも十分楽しめるとのこと。
写真では緑のモミジも、旅行の頃は綾織りのような絢爛さになっていることと思います。
また、宿泊の「宮本の湯」は、最近まで藤島部屋の力士だった宮本くんの実家です。
力士を引退して家業を継ぐ彼の奮闘ぶりを応援するのもまた、拙僧には楽しみなところであります。
いろんなお楽しみがつまった旅行になりそうです。奮ってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
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お彼岸が過ぎて、園内には少しずつ彼岸花が咲き始めました。
今日はここまで。
ここのところ何回か祖母の夢を見ます。最近私に元気がないせいなのでしょうか?私がおばあちゃん子だったので、いつも励ましてくれるのですが、なくなってまでも心配させて申し訳ないです。。。
早くお墓参り行かないと。最近行ってないので。
お渡ししたいものがありますので(^-^)
20日にお墓参り行くつもりです。