横浜市戸塚区川上町のお寺近辺は、早朝は曇り。
坐禅の途中で雨が降り出し、その5分後には本降りの様子。
ありゃあ、こいつはいかん、国立天文台のネット中継でも見てみるかな・・・とコンピュータを開けてみたらアクセスが殺到しているのかつながりません。
しょうが無い、運が良ければ見られるかも。で、略朝課を終えて三脚とカメラの準備をしていると、うれしいことに雲が流れてところどころに切れ間が出て来ました。
家族や親戚のおばさんたちも呼んで、お寺の2階回廊で即席の観測会です。
雲がかかったり切れたりで露出も一定しないのですが、何とか写すことが出来ました。今回はその中から数枚アップしてみました。
フィルターをはずしての撮影ですが、今回はほとんどこんな状態での観測でした。
徐々に金環の部分が生まれてきて・・・・・
金環日食の完成!
月と太陽の大きさがほとんど同じになる距離に地球が並ぶということが、とても不思議です。
nothing by chance
この世の中に偶然ってことはない、すべてが縁によって必然として現れているんだよ・・・
こんなだったかな・・・・、文章の詳細は定かではないのですが、「かもめのジョナサン」を書いたリチャード・バックという作家の「とべ、銀色の空へ」という本の中の一節。
こんなすごい現象を目の当たりにすると、ワタシがココにいるということもまた偶然ではないのだ、と実感します。
ほんの5分余りの金環の状態。
ゆっくり月と太陽が移動して、また三日月の状態になっていきました。
太陽の右上の部分には、最近発現した非常に大きな黒点を見ることができます。
来月には、金星が太陽の表面を過ぎていく現象を見ることができます。
これも、すごいですね~\(◎o◎)/!
その昔の天文少年としては、これも今からわくわくしているところです。
今日はここまで。
みちのく一人旅3回目は、次回に。