以前(6年あまり前)も胡麻豆腐の作り方を当ブログで紹介したことがあったのですが、「写真がないのでよく解らない」というお叱りの言葉を随分といただきました。
で、今回の節分料理で提供するにあたって、ひとつ写真を撮ってみることにしました。
動画でないところが、またお叱りかも。
出来上がり写真は、これまでの節分の記事などを参考にしてくださいませ。
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材料は
あたりゴマ(クリーム状のすり胡麻)280グラム入りの瓶 4本
本葛 あたりゴマの瓶4本分
お水 あたりゴマの瓶で24杯分
お塩 少々
みりん 少々
上記の分量で、30センチの流し缶が2つと、18センチの流し缶が1つできます。
お出しする人数が多いので上記のような分量になりますが、家庭ではもっと減らして作ってみましょう。
あたりゴマ:葛:水=1:1:6
と覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、胡麻粒から作る時は、胡麻の量を倍にします。
①まず、大きな鍋と木べらを準備します。
②大鍋に分量の水を入れます。あたりゴマを木綿の手ぬぐいなどで作った袋に入れ、この水の中でゆっくり揉みながら濾し出していきます。
けっこう時間がかかりますが、ここで手を抜くと、ざらざらして美味しくなくなります。
③一生懸命もみもみしましょう。ここがね、まず一番目の大事。がんばると、下の写真のように、胡麻の皮が濾し取られてきます。
もったいないようですが、何しても食べられないので捨てます。肥料ぐらいかなあ・・・使えるのは。
卵焼きに入れても、納豆と混ぜててんぷらにしても、モソモソしておいしくなかったのです。クッキーならいいかも・・・何方か試してみてください。
④胡麻水に、しょっぱくない程度(ほんのり塩味を感じる程度)で適量の塩を入れ、練りゴマと同じ分量の本葛をいれ、鍋の中でよく溶かします。
⑤鍋を火にかけて、焦げ付かないように鍋底からゆっくり大きなしゃもじなどでかき回します。
⑥葛湯と同じで、火が通ってくるとあっという間にドロンッと固まってきます。火加減には充分気をつけてください。
⑦年寄りはここでいったん休憩。若い力の出番です。今回は娘の史佳も手伝ってくれました。
⑧ドロンドロンと固まってきたら、急いで火を弱火にして胡麻水を練り始めます。
⑨鍋の向きを変えたり、火の加減を見たりしながら一所懸命練りましょう。鍋の大きさにもよりますが、小さい鍋なら2、30分。大きければ60分くらい。
最初の量から2割ほど減ったくらいになればだいたいよし、です。
この間は休んだり、手を抜いたりは出来ません。
⑩良い加減になったら(ここが難しいところなんですけどね・・)、最後にみりん少々を加えて強火で一分間練り上げ、濡らしたバットなどに流し込みます。
⑪手早くラップでぐるぐる巻きにして、そのまま一晩かけて冷ませば出来上がり。
簡単でしょう?って、手間はかかりますけど。
※一晩待てない!っていう方に、お椀にラップを敷いてそこに練りあがった胡麻豆腐を流し込み、輪ゴムなどで口を閉じて球状にして水に放して冷やせば、まん丸胡麻豆腐がすぐできあがります。
少ない量であればそんなに時間がかかることはありませんので、ぜひお試しを。
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温かい日が続いたかと思うと、急に寒くなったり・・・三寒四温の日が続いています。
前庭の斜面にある梅の木は、ほぼ満開。これからは池の傍に植えてある古木の梅が咲き始めます。
建国記念日の11日、保田の昌龍寺に出かけて来ました。
暖かな保田でも一番に咲き始めるという昌龍寺の頼朝桜。今年も(見た限りでは)一番早咲きのサクラのようです。
もう桜が咲きましたか・・・・早いものです。一年なんてあっと言う間。
少年老い易く、学、なり難し・・・・だなあ。
保田では水仙もまだ咲いていますが、あちこちに菜の花の群落がみられます。
これからは館山のフラワーロードや鴨川周辺の田舎道でのドライブが、本当に気持ちのよく感じられる季節になります。
おまけ
コゲラがつついた痕なのでしょうか、楓の枝にポッカリ穴があいています。
この木、ダメになっちゃいそうだな。
今日はここまで。
おひさしぶりです、コメントありがとうございます。
すこしの量ならそんなに時間もかかりませんから、ぜひお試しください(^-^)
お豆腐作り素晴らしいです。
私もがんばって作ってみようと思います。