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多次元ヒプノセラピー(インナーチャイルド・前世) エンジェル、レイキ、オーラチャクラヒーリング、DNAアクティベーション

『明日の記憶』

2006年05月30日 | 徒然
今日は久しぶりに映画を見てきました。

渡辺謙さん主演の『明日の記憶』

 渡辺謙さん演じる広告代理店に勤める佐伯雅行は、
 仕事に一生懸命に生きてきたがもうすぐ50歳になる頃
 突然”若年性アルツハイマー病”に襲われる。

 アルツハイマー病とは記憶が次第に喪失していく病。
 次第に妻のことすらわからなくなっていく・・

 そんな病を彼自身も、そして妻もそれぞれに受止めて共に生きていく。

というお話。


謙さんご自身も病の経験があるので想い入れも大きかったようですが
実際、とても素敵な映画でした。


家族の中で誰かが病気になると本人はもちろんですが
家族も心身共にとても大変ですよね。

この映画の中でも夫婦にとって佐伯が病になったこと自体も大きいのですが
佐伯は自分が夫として、また一家の大黒柱として何の役に立てず
妻に迷惑をかけるだけの男になってしまったと自分を責めています。

そして、傍でその姿をみている妻、枝実子もまたそんな夫の姿をみることは
病以上に彼女を苦しめています。

もちろんそこには二人がお互いにお互いを想い合っているからこそ
二人とも苦しんでいるんですけどね。。


”誰かと一緒に生きていく”こと自体が大変なことの方が
多いんだと思います。
それは夫婦でも親子でも。。

きれい事だけではやっていけないこともいっぱいありますよね。
それでも一緒に生きていく・・
それはやはりその人がとても大切な人だから。深く愛しているから。

それはその人が何かをしてくれてるから大切なわけでも、愛しているわけでもなくて
ただ、その人の存在がとても大切で、とても愛しているからなんだと思います。

だからこそ、どんなにしんどい状況でも”一緒に生きていく”
という選択をするんだと思います。

この映画のお話でいうと夫の記憶がどんどん失われて妻のことも
わからなくなってしまったらもう気持ちが通じ合うこともなくて
ただ辛い日が続くだけのような気がしますよね。

実際そうなのかもしれません。。
でも、そういう状態でも”想い”は伝わるんじゃないなかと想います。
もし、伝わらないとしても自分がその人と一緒に生きていきたいと
願って選択したことならそれでも心は納得ができますよね。

もちろん、そこに行き着くまでにはいろんな想いに襲われると思いますが。。

謙さんも「自分が木になるような感じなんだと想った」と
おっしゃっていました。
そう、ただそこにいるだけで、存在自体がとても大切だと感じる・・
そんな関係はとても素敵だなと想います。

渡辺謙さんと樋口可南子さんが演じるこのご夫婦は
一緒に苦楽を共にしてきた夫婦像を素敵に表現されていて
とても心が温かくなりました。

私にとってはとっても素敵な映画の1本になりました。
ありがとうございます。

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