楽天モバイルが4か月の移行期間の後に月々の最低利用料が¥1078になると発表があった。
「0円で使い続けられても困る」と言うのは御尤もなので通信量に関わらず一定金額を課金するのは理解できる。
だが、残念ながら下記の点から契約を維持したいと思えるレベルのサービスにはなっていない。
①通勤で電車に乗っている時間の1/3程が圏外となる
ドコモやauは全区間通信可能なので楽天モバイルだけ大きく見劣りしている。
以前から楽天モバイルのサービスエリアマップ上ではサービス対象エリアになっているが圏外となってしまう。
②データ通信3GB又は20GBまでの音声通話SIMと捉えた場合、競合他社よりも高い
Rakuten UN-LIMIT VIIは3GBまで月額¥1078(税込)だが、Povo2.0(3日間3GBで¥990。年1回1GB7日間を追加する場合、月¥1023相当)やドコモ系NVMOのIIJMIO(4GBで月¥990))やOCNモバイル(3GBで月¥990)の方が通勤中でも通信可能な上に安くなる。
20GBの場合もRakuten UN-LIMIT VIIが¥2178,IIJMIOが¥2000と微妙に高い。
流石に月に20GBを超える使い方はしない。(ホームルーターを使っているような人向け?)
楽天モバイルの契約を維持すると楽天市場での買い物に対して還元されるポイントが増える。
毎月税抜き¥53900以上の買い物をする人であれば増えたポイントで月々の支払を相殺可能だが、自分はそこまで利用しない。
ここ数年の楽天市場の使用状況から推測すると競合他社よりも多少安くなる程度の還元は得られそうだが、競合他社も割引や通信量増量サービスがあるので多少安い程度ではメリットと言えるほどではない。そもそも通勤中に使えないという大きなデメリットがあるので多少安い程度なら契約しない。
普通に考えれば解約が最も合理的・経済的な選択肢だ。
一番の問題となっている通勤経路で圏外となる件だが、楽天モバイルのサービスエリアマップマップを見ても判断できないため、解約すると確認する手段がなくなる。
このため、このまま楽天モバイルを離れると二度と戻らない可能性が高い。
サービスエリアが改善すれば維持することも考えられるので、楽天モバイルに電波改善・調査依頼を申請してみた。
10月末までに改善するといいなぁ・・・。