みかりんの徒然diary

同タイトルのアメブロ、Yahoo!ブログからお引っ越し。近況報告&思い出覚え書きのためのブログです。

タンタン感謝の会

2024-10-14 19:35:00 | パンダ
今年3月31日に亡くなった、王子動物園のジャイアントパンダ・タンタン。

9月に開催された感謝の会に参加させていただきました。

この会は中国駐大阪総領事館と王子動物園の共催で、定員160名に対し1000名以上の応募があったそうです。
(今年の運、使い果たした気分^^;)

併せて、記念アルバムの発行に向け、写真などの募集もあり、私も応募させていただきました。
これらについては後ほど〜。



感謝の会当日、王子動物園に行くと入口にタンタンのモザイクアートがありました。

開会前、久しぶりにパンダ館へ行ってみました。私はタンタンへの献花で訪れて以来です。



タンタンはいませんがお庭をぐるりと歩けばいろんなタンタンの姿が今でも思い出されます。


そして、パンダ館の中へ入っていくといろんな展示を見たり、





タンタンに会えたりしました(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡


ブラッシングしてもらうのが大好きだったタンタンのモフモフの毛とブラシ。


感謝の会に参加する前から胸がいっぱいになりました。

そして、会場の動物園ホールへ。


↑当日のプログラム


タンタンのメモリアルムービーではあちこちですすり泣く声が。
私は耐えてましたが、お隣の方につられて涙ポロポロ(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)
ムービーでは私が撮った写真も使っていただいてました。


タンタンの歴代飼育員さんのお話も拝聴できました。
ほんの一部ずつですが紹介します。


①兼光さん
タンタン来園前、事前にタンタンの特徴を聞いて中国へ。40頭ぐらいいた中でタンタンはすぐ分かった。短い手足とまあるい身体。

②坂本さん
タンタンおてんば時代のエピソード。庭のプールにタイヤを放り込み自分も入って遊び、水から上がった後は土でドロドロになるぐらい遊んでいた。

③吉田さん
高齢で心疾患もあるタンタンが庭のやぐらにある階段をなかなか下りられなかった時(動画あり)をきっかけに階段改築を決意。

↑先に載せた写真にもあるこの階段が新たに作られた階段です。タンタンの身体状況に合わせ傾斜等、工夫されています。

④梅元さん
SNSでの発信について。もっとタンタンを知ってもらいたい思いから投稿開始。王子動物園へなかなか来られない遠くの人たちにも届けられる。何気ない日常の様子を発信。


飼育員の皆さん、貴重なお話をありがとうございました。


タンタンへの中日友好特使名誉称号授与式が行われました。


中国駐大阪総領事さんから
王子動物園 園長さんへ。


タンタンの功績は偉大です。


感謝の会終了後、記念アルバムとキーホルダーをいただきました。


記念アルバムにはタンタンファンから寄せられた写真や絵やメッセージなどが掲載されています。
皆さんのタンタンへの想いが伝わってくるアルバムです。

私が応募した写真も載せていただいてました。

タンタン、
大あくびを晒してしまってゴメンね^^;

4年前に撮った写真なのですが、可愛いなぁと思って見ていたら急にタンタンが大あくびしてビックリした思い出があります(⁠^⁠^⁠)

中国駐大阪総領事館さま
王子動物園さま
このたびは素敵なイベントに参加させていただき本当にありがとうございました
(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡


帰り道で見かけたタンタン。
神戸のお嬢様は永遠です☆

さようなら、タンタン

2024-04-07 20:24:00 | パンダ
タンタンが天国へ行ってしまいました。

高齢で心疾患もあり、さらには状態悪化が予想されるお知らせも見ていましたし、いつかはお別れの日が来ることも分かっていたつもりでしたが、訃報を知った時はとてつもなくショックでした。

献花台が設置されたとのことで、私もお別れに行くことにしました。



お花屋さんでいろいろ相談してこんなキレイなお花を用意していただきました。

せっかくなのでタンタンへ想いを伝えるカードを作って添えることにしました。


私が今まで撮ったたくさんの写真の中で恐らく唯一「タンタンと目が合った!」と思える一枚を選びました。


お花を持って王子動物園へ。
タンタンとお別れする気持ちの整理ができなくて、お花が入った大きな紙袋を持ったまましばらくウロウロしてしまいました(^_^;)



タンタンがストレスなくお庭に出られるように設置されていた目隠しが撤去され、久々にお庭を見ました。


台の上でのんびりしたり、竹を食べたりしてたなー
お気に入りの石にもたれて一休みしてたなー

台の下でものんびりしてたなー
たまに会いに行っていたぐらいの私でさえ思い出がいっぱいです。


そして、献花台(パンダ館の中)へ。
ああ、本当に亡くなってしまったんだな・・・

入口からすでにお花がいっぱい。
お花の香りもします。

さらに進むと、

タンタンのお部屋にも献花台にもたくさんのお花が供えてありました。




大好きだったリンゴやニンジン、そしてたくさんのファンからの献花。
真正面に立つと胸がいっぱいで涙をこらえるのに必死でした。


私も心を込めて献花させていただきました。

タンタンの写真もたくさん拝見しました。








出口の通路上には満開の桜。

タンタン、今年も桜がキレイだよ。
天国から見てるかな。



私が初めて会った日のタンタン
(2018.3月)


私が最後に会った日のタンタン
(2022.1月)
※以降、観覧中止のため会えていませんが、飼育員さんがSNSで日々の様子をアップしてくださっていたのでいつも拝見してました。


飼育員さんをはじめ、タンタンを支えてこられたスタッフの皆さんのお気持ちを思うと胸が痛みます。
今まで本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。


タンタン
治療や検査、いっぱい頑張ったね
天国でゆっくり休んでね
たくさんの思い出をありがとう

上野動物園 ②

2022-11-26 21:33:00 | パンダ
★続きです


シャンシャン、キタ━(゚∀゚)━!


おすわりして・・・
モグモグ
モグモグ




動きが止まりました。
ん?シャンシャン、どうしたん?

(/ω\)キャー
こっち見てくれたー(//∇//)
観覧後、この写真を見たら疲れが吹き飛びました!

久しぶりに会えたこの日、シャンシャンが来年中国へ返還されることが決定したと知りました。寂しいけど仕方ない。
シャンシャンはジャイアントパンダの魅力に気付かせてくれた大切な存在。
今回会えて良かったです。

シャンシャン、ありがとう☆


★2日目

この日もめっちゃええ天気\(^-^)/
1日目頑張りすぎたので、2日目は無理せず、シンシンと双子ちゃんたちの観覧だけにすることにしました。

観覧中の方々から歓声が上がっていたので、双子ちゃんたち起きてるかな?と期待しながら列に並んで進んでいくと、

シンシン(母)とシャオシャオがじゃれあってました(^^)右奥にレイレイも見えます。みんな起きてるー\(^-^)/

シンシンとシャオシャオ






上手に力加減しながらシャオシャオを可愛がるシンシン、素敵なママです。


シャオシャオ、ママと遊び疲れたかな?

よっ(^ー^)ノ

レイレイもしっかり可愛がるシンシン

シンシンの愛情が伝わってくる一枚

シャオシャオは木の上でねんねし始めました(´ω` )zzZ


こうして、私にとって3年ぶりの上野動物園は、久しぶりのリーリー、シンシン、シャンシャン、そして、初めましてのシャオシャオ、レイレイに会えて、しかも満足いく写真や動画も撮れて良かったです。

会えて良かった!
会いに行ってホンマ良かった!
みんな、ありがとう(* ´ ▽ ` *)


お昼ごはんを食べてから帰りました。


おしまい(^_^)/~~

上野動物園 ①

2022-11-26 21:30:00 | パンダ
3年ぶりに上野動物園へ行ってきました。

マンウィズのツアー同様、全国旅行支援を活用させていただき、お得な旅になりました。


(朝8時過ぎ)静岡通過~♪
めっちゃええ天気\(^-^)/

今回もお目当てはもちろん、パンダファミリー。

その前に、前回(3年前)と今回の違いを書いておきます。

★前回(3年前)
東園 リーリー♂、シンシン♀、シャンシャン♀

★今回
東園 シャンシャン
西園 リーリー♂、シンシン♀、双子(シャオシャオ♂、レイレイ♀)

観覧場所や観覧の仕方も変わり、そして何より大きな違いは、シャンシャンに双子の弟妹が誕生したことです。


休憩をはさみながら、長~い観覧列に何度も並び、さらに、東園と西園を行き来するという、体力&根性必須の耐久レースみたいになったパンダ観覧の思い出を残しておきます。
我ながらよく頑張りました(^_^;)


まずは東園のシャンシャンから
久しぶりでドキドキ( ☆∀☆)


3年ぶりのシャンシャンはモフモフのお尻からスタート(//∇//)


シャンシャン、久しぶりー!!


おやすみー!!(笑)


↑ちなみに、こちらは4年前、私が初めてシャンシャンに会いに行った時の写真。まだちっちゃかったなー。懐かしい(^^)

西園へ移動ε=(ノ・∀・)ツ
→歩くと結構遠いんだな、これが。


リーリー(父)、久しぶりー!!
いいお天気で気持ちいいね(* ´ ▽ ` *)


イケメンパパのお通り~(^^)


んーんー


スッキリ~

続いて、シンシン(母)、双子(シャオシャオ♂レイレイ♀)のところへ。


シンシン、久しぶりー!!


いい食べっぷりです(^ー^)

双子のうち、レイレイはどこにいるか分かりませんでしたが、

シャオシャオはねんね中(´ω` )zzZ

双子を識別しやすくするため、シャオシャオの背には緑の目印があります。今やすっかりトレードマーク(^^)

再度行ってみると、


レイレイ、いました!
仰向けで爆睡中~zzZ
無防備すぎる( *´艸`)


この回は、シャオシャオ(手前)もシンシン(奥)も寝てました(´ω` )zzZ

さて、また東園へ移動ε=(ノ・∀・)ツ

再び、シャンシャン


シャンシャンも寝てました(´ω` )zzZ

この脱力感にも癒されます(^^)

しばらく寝そうだったので、またまた西園へ移動ε=(ノ・∀・)ツ しんどっ(笑)



リーリー(父)を撮っていたら、自分がガラスに映りこんだので、リーリーとの記念写真になりました(^^)


西園のパンダ舎は屋内でも自然感が溢れています。

さてさて、双子ちゃんたちはまだ寝てるかな...


シャオシャオは、とろけた餅みたいになって寝てました(´ω` )zzZ


レイレイはここで(´ω` )zzZ
パッと見、木の下敷きになったように見えますが、スヤスヤ寝てました(^^)


すると、シンシン(母)が動きだしました。シンシンのスマイル、待ってましたー!可愛い(^-^)


「うちの子たち、まだ小さいからよく寝るのよ~」なんて言ってるかな?(^^)

そして、またまた東園へε=(ノ・∀・)ツ

ホンマはもうホテルで休みたいぐらい疲れてましたが、1日目ラストはシャンシャンの観覧へ。ここまできたらもう根性です(笑)


何かもらってるのかな?
シャンシャンの背中だけ見て終わるかも...と思っていたら、


あ、動きだしたー!

★次の記事へつづく

中国ジャイアントパンダ保護研究センター専門家による講演会

2022-08-27 21:10:00 | パンダ
王子動物園 動物科学資料館動物園ホールにて開催された「中国ジャイアントパンダ保護研究センター専門家による講演会」に参加させていただきました。
もちろん、通訳アリ(^^)


事前申込制で定員200名のところ、500名以上の応募があったそうです。
当選、ありがたや~。


せっかくの機会なので、前の方の席に着くと、すぐ近くの関係者席にアドベンチャーワールドのスタッフさんもお二方いらっしゃいました。
パンダファンなら分かる方々。上野動物園からも来られてたかな。
そんなプロフェッショナルな方々と同じ講演を拝聴できるなんて光栄です。
中国総領事館の方々も来られていました。


★講演①★
「ジャイアントパンダ1歳までの成長の変化」
王 平峰 先生(中国ジャイアントパンダ保護研究センター 飼育員)

成長過程の写真やデータを見せていただきながら拝聴しました。

以下、自分のメモ書きより。
間違ってるところがあればすみません。


ジャイアントパンダの発情期は3~5月。出産は6月~9月。妊娠期間は決まっていないが、70日~200日ぐらい。

新生児の体重は100~200g
→母の1000分の1
双子の確率50%
1頭は母、1頭は飼育員(代理母)


生まれたばかりのパンダには4~6h以内に母乳。
→スタッフが母乳を搾取。

母乳は最初3日間は淡い緑色。その後、乳白色に。1日4~6回授乳。
→初乳は赤ちゃんにとって重要。

母が初産の場合、飼育員が授乳をサポート。
→子パンダを乳首に近づかせる、母乳搾取など。


人工哺育は3日目で交換(双子)。
→人工哺育の子に母の糞尿を塗る。母に慣れさせる。


子パンダが自力で排便(1日8~10回)できない時は、母が肛門を舐めて排便を促す。母は最初の3日間飲まず食わずで子の世話をする。
→飼育下では、ぬるま湯で温めたもので肛門周囲を刺激してあげる。


人工哺育 生後30日まで保育器。
温度、湿度の管理重要。また、子パンダの体温によっても温度調節。

5日齢 目、肩が黒ずんでくる。
7日齢 目、耳、肩が黒くなる。
10日齢 目の分かれ目(瞼)ができる。黒色がしっかりしてくる。
15日齢 被毛が厚くなってくる。
20日齢 瞼もしっかり。
目が開くのは20~30日。早くて10日、遅くて40日。

30日齢 白黒はっきり。体重は生まれた時の8倍ぐらいに。
母の体調、母乳の質、子パンダの消化能力などによって、成長に個体差が出る。

60日齢 体重は3kg以上に。乳歯が生え出す。変化が少ないのは尻尾の長さ。
90日齢 乳歯が生え揃う。
→1歳半で歯が生え揃う。上下合わせて42本。その頃、皮膚全体がピンクになる。

110日齢 よちよち歩き 始まる
→歩けるようになることは、母の母乳を飲みに行くためにも重要。
120日齢 人工哺育終了。子パンダは母の元へ。

5ヶ月 一番可愛い。木に登ろうとする。
→ちなみに、私はパンダは一生可愛いと思います!( *´艸`)
6ヶ月 母子引っ越し。広い方へ(屋外含む)
8ヶ月 母子分離
10ヶ月 子パンダはパンダ幼稚園へ。お互いの動きを見て勉強する。
1歳 誕生日
→13頭が写っている写真を見せてくださったのですが、可愛いの大渋滞でたまりませんでした(//∇//)



★講演②★
「野生ジャイアントパンダの救護と野生復帰」
成 彦曦 先生(中国ジャイアントパンダ保護研究センター 獣医師)

成先生からも写真などを見せていただきながら拝聴しました。

以下、自分のメモ書きより。
こちらも間違ってるところがあればすみません。


自然保護区→国が定める。67ヶ所有り。
436万ヘクタール。うち、四川省に46ヶ所。パンダ生息数1864頭(2015年までに確認された数)

ジャイアントパンダは海抜3000m以上の所に住む。

野生ジャイアントパンダ救護の流れ
病気、ケガの発見→麻酔をかけ保護センターに送る→治療→野生に戻せるか評価→戻せないパンダ(高齢、幼い、病気など)はセンターで引き取り

野生パンダの映像(成先生撮影)
→山の中で竹を食べている様子

山からのパンダ移送→人力(数人でケージを担ぎ山道を歩く)
パンダとケージの重さを足すと約200kg。移送は保護区のスタッフだけでなく、現地住民の協力もある。


パンダの半野生環境を作り(人為的な干渉を減らすため)、出産、子育て。
スタッフが子パンダと接触する時はパンダ服(着ぐるみのような服)を着用。
パンダは2歳で独立し、野生に適応できるようトレーニングを行う。

野外に放たれる前の健診。
首輪(発信器)装着。電池が切れると落ちる仕組み。また、電池が切れる頃は発信器も不要になっている。

2021年には、11頭が野外に放たれた。残念ながら2頭は死亡したが、9頭の野生復帰に成功。

野生復帰後、山の中に設置された捕獲ケージに誤って入ってしまったパンダを救出。健診、新しい首輪(発信器)を装着。パンダには個体識別用のチップが埋め込まれている。



以上、中国の専門家のお二方から、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
王先生、成先生、ありがとうございました(* ´ ▽ ` *)


王子動物園さんと中国総領事館さんからクリアファイルをいただきました。
ありがとうございます(^ー^)



講演の後は、館内で開催されている特別展を見学しました。


特別展「ジャイアントパンダは今・・・~タンタンのふるさとからのメッセージ~」


赤ちゃんパンダに囲まれた気分になれる写真スポット(^^)
→こんなん、実際に体験したら可愛すぎて気絶しそうです( *´艸`)


この特別展では、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの取り組みが紹介されています。

珍しい三つ子パンダの写真もありました。


成先生のご講演にもありましたが、人為的干渉を減らすために、パンダに扮してパンダに接するスタッフさん。


野生復帰したパンダ(2012年)


MRI検査を受けるパンダ


タンタンが検査を受けている様子もありました。ご講演いただいた王先生、成先生からもご助言があったそうです。
そして、健診、検査をいつもお利口にこなせるタンタンはスゴい!!

タンタンは健康管理の関係で観覧中止が続いていますが、担当さんがTwitterで様子をお知らせくださるのでいつも楽しみにしてます。


タンタン来神前の貴重な写真の数々もありました。小さい頃もやっぱり可愛いタンタン(^ー^)


来世はパンダの研究者、もしくはパンダになりたい(笑)私にとって、とても有意義な一日となりました(*´▽`)

※この日は暑すぎたので、園内散策は諦めて帰宅しました。


★おまけ★

8月のタンタン


おしまい