みかりんの徒然diary

同タイトルのアメブロ、Yahoo!ブログからお引っ越し。近況報告&思い出覚え書きのためのブログです。

テルマエ展

2024-06-30 20:22:00 | 日記
神戸市立博物館で開催中の「テルマエ展〜お風呂でつながる古代ローマと日本〜」に行きました。

(手帳提示で無料。ありがたいです。)


①古代ローマ都市のくらし
②古代ローマの浴場
③テルマエと美術
④日本の入浴文化

古代ローマが勢力を拡大し、特権階級と大衆の格差が広がった時、皇帝たちが大衆の不満を解消するため、食料の施与や娯楽の提供を行い、テルマエもその一つでした。

展示は撮影禁止の表示があるもの以外は撮影可能だったので、ほんの一部ですがご紹介します。



アポロ・ピュティウス坐像
頭部と両腕は近代の修復。

浴場で出土。
アポロは治癒神でもあった。


アポロとニンフへの奉納浮彫


外科器具入れ
小匙、探り針、小ヘラなど。


ライオン頭部形の吐水口


水道のバルブ(大)

水道のバルブ(小)
テルマエは水道をはじめとする高い建築・土木技術にも支えられていました。



恥じらいのヴィーナス

牧神頭部

会場では「カラカラ浴場」を再現したCG映像も流れていました。
その映像から浴場の規模(数千人が利用可能)と美術的要素(大理石彫刻がたくさん飾られている等)に驚きと感動を覚えました。
また、図書館などが併設された複合的娯楽施設でもありました。
古代ローマ、スゲーよ(⁠ノ⁠*⁠0⁠*⁠)⁠ノ


日本の入浴文化についても見てきました。



有馬温泉寺縁起絵巻
江戸時代


式亭三馬「浮世風呂」
文政3年(1820年)
当時の賑やかな銭湯の様子が伝わる滑稽本。 


貝原益軒「有馬湯山道記」
正徳6年(1716年)
有馬へ至る道中案内、温泉の効能などが記された紀行文。


花王石鹸
明治23年(1890年)


花王シャンプー
昭和7年(1932年)


ケロリンの桶
昭和38年(1963年)〜とありましたが、発売当初は・・・


白!!
汚れや傷が目立つため黄色に変更されたそうです。


古代ローマと現代日本は時代的にも位置的にも遠く離れていますが、テルマエ展を通して近くに感じることができました。


記念にキーホルダーを買って会場を後にし、


「神戸名物ぼっかけそばめし」を食べて帰りました(⁠•⁠‿⁠•⁠)
※セットでサラダ、スーブ付き。

最新の画像もっと見る