4月15日(日)お花見
昨日近所に住む新聞社OBのお花見会をした。曇り空で風が少し冷たかったが、天気予報では日差しも望めそうだった。ときどき霧雨が落ちて来たが濡れるほどでもなかった。宴を始めて1時間ほどしたころ、遠くで雷が鳴り怪しい雲行きとなった。
用心のため傘を持ってきていたので少々の雨は気にもしなかったが、空が急に暗くなり一陣の風が吹いたと思うと、雨交じりの雹(ひょう)が降り出した。大きさは直径5mmから1cmほどで、芝生のクッションの上を面白いように飛び跳ねた。満開のサクラもこれから咲こうとしているサクラも、雹のつぶてに傷めつけられた。無情の降雹は5分ほどでピタリと止んだが、窪地に溜まった雹が時ならぬ冬景色を作った。
青いシートがびしょ濡れになった。これでは花見を続行することは出来ない。同じメンバーの花見はかれこれ30年ほど続いているが、途中で中止を余儀なくされたのは初めてである。天候のせいとは言いながら、どうも落ち着きが悪いので、弁当を作ってくれた小料理屋に戻って熱燗と刺身で飲みなおした。
昼酒の酔いは回りが早い。1人が居眠りを始めたので解散したが、さっきの雹はウソのようにカンカン照りの空が眩しかった。今日は朝から青空が広がっている。気温も上がるらしい。お花見は今日にすればよかったのだろうが、荒れ模様で中止の花見は長いこと印象に残り忘れえぬものとなるだろう。
昨日近所に住む新聞社OBのお花見会をした。曇り空で風が少し冷たかったが、天気予報では日差しも望めそうだった。ときどき霧雨が落ちて来たが濡れるほどでもなかった。宴を始めて1時間ほどしたころ、遠くで雷が鳴り怪しい雲行きとなった。
用心のため傘を持ってきていたので少々の雨は気にもしなかったが、空が急に暗くなり一陣の風が吹いたと思うと、雨交じりの雹(ひょう)が降り出した。大きさは直径5mmから1cmほどで、芝生のクッションの上を面白いように飛び跳ねた。満開のサクラもこれから咲こうとしているサクラも、雹のつぶてに傷めつけられた。無情の降雹は5分ほどでピタリと止んだが、窪地に溜まった雹が時ならぬ冬景色を作った。
青いシートがびしょ濡れになった。これでは花見を続行することは出来ない。同じメンバーの花見はかれこれ30年ほど続いているが、途中で中止を余儀なくされたのは初めてである。天候のせいとは言いながら、どうも落ち着きが悪いので、弁当を作ってくれた小料理屋に戻って熱燗と刺身で飲みなおした。
昼酒の酔いは回りが早い。1人が居眠りを始めたので解散したが、さっきの雹はウソのようにカンカン照りの空が眩しかった。今日は朝から青空が広がっている。気温も上がるらしい。お花見は今日にすればよかったのだろうが、荒れ模様で中止の花見は長いこと印象に残り忘れえぬものとなるだろう。